この記事では葛餅とわらび餅の違いについてみていきます。どちらも長く愛されている和菓子で、お茶に合うイメージがあるよな。違いはずばり原料のようですが、原料・作り方・食感が違うなど調べてみるといろいろあるみたいです。
今回はそんな和菓子に欠かせないお餅の違いを、定義から確認しつつ、雑学好きライターの熊家と一緒に解説していきます。

ライター/熊家

現在ライターとして、さまざまな分野で活動している。文学や歴史などのジャンルが得意で、これまで多くの記事を執筆してきた。この経験を生かし文学や歴史、雑学などの知識を分かりやすく解説していく。

ざっくり葛餅とわらび餅の違いは?

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葛餅とわらび餅は、どのような違いがあるのでしょうか。何から作られているのか、どのような味なのか気になるでしょう。はじめにざっくりと、葛餅とわらび餅の違いはご紹介します。概要が分かりましたら、深く掘り下げていきましょう。

葛餅:葛粉を使用した和菓子

葛餅は葛粉(くず粉)を使用した和菓子で、涼しげな見た目です。この葛餅は関西のお菓子ですが、関東では同音の名前で「くず餅」というお菓子があります。製法は違いますが、見た目が似ているため、両者はよく混合されていました。

わらび餅:わらび粉を使用した和菓子

わらび餅は、わらび粉を使用した和菓子です。わらび粉で作られるわらび餅は、柔らかく優しい口溶けになります。ただし、わらび粉はワラビの地下茎から得られるでんぷんで、高価な国産品です。そのため、実用するには芋や、タピオカのでんぷんを混ぜることもあります。

特徴1:原料の違いは?

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葛餅とわらび餅は、どのような原料の違いがあるのでしょうか。身近な食材から作られているのか、すぐに手に入る食材なのか気になるでしょう。この章では、葛餅とわらび餅の原料の違いをご紹介します。原料から名前の由来も分かりますよ。

葛餅:本葛粉を使う

葛餅の原料は本葛粉ですが、本葛粉とは小麦を指します。かつて小麦農家では、小麦粉を水で練って蒸したものを、お菓子として食べていました。このお菓子がときを経て、葛餅になったといわれています。なぜ「葛餅」という名前になったのかというと、小麦の生産地が「下総国葛飾郡」という地名だったことから、葛餅と呼ばれるようになりました。

\次のページで「わらび餅:本わらび粉を使う」を解説!/

わらび餅:本わらび粉を使う

わらび餅の原料である本わらび粉は、精製するのに手間がかかる貴重品です。本わらび粉とは、わらびの根から採れるでんぷんを指します。このことから、わらびを使ったお菓子なので、「わらび餅」という名前が付けられました。

特徴2:作り方の違いは?

葛餅とわらび餅は、どのような作り方の違いがあるのでしょうか。どのような工程なのか、自宅でも作れるのかなどが気になるでしょう。この章では、葛餅とわらび餅の違いについてご紹介します。興味のある方は、実際に作ってみてください。

葛餅:練って作る

葛餅の作り方の重要ポイントは「練り」です。はじめに水で溶いた葛粉に砂糖を加え、火にかけて透明感がなくなり白濁するまでよく練ります。そして、練上がったものをバットに流し込み、水で冷やしてから長方形に切って完成です。

わらび餅:煮ながら作る

わらび餅の作り方の重要ポイントは「煮る」です。はじめにわらび餅と砂糖を混ぜてから、でんぷんがドロドロの状態になるまでに煮ます。その後、10分ほど常温で冷やして完成です。葛餅もわらび餅も材料が少なく、作業工程も多くないので、お家でも簡単に作れるでしょう。

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特徴3:食感や味わいの違いは?

葛餅とわらび餅は、どのような食感や味わいでしょうか。もしかしたら、どちらか食べたことがない方もいるかもしれません。この章では、葛餅とわらび餅の食感や味わいをご紹介します。この章を読めば、葛餅とわらび餅の魅力が分かりますよ。

葛餅:ぷるんとした食感

葛餅はぷるんとした食感です。みずみずしくつるりとした喉ごしなので、夏にピッタリのお菓子になります。また、なめらかな口当たりでもあるので、幅広い層の方が美味しく食べられるでしょう。柔らかくコシがあり、軽い歯ごたえで食べられます。

わらび餅:もっちりとした食感

わらび餅は弾力があり、もっちりとした食感です。そして、ほんのりとした優しい甘さがあります。さらに、わらび粉の分量が多いと、口の中ですっと消えるので、心地よい舌触りを楽しめるでしょう。冷やして食べると、また違った味わいがあります。ただし、のどに詰まらせる事故にならないよう、噛んで食べましょう。

葛餅とわらび餅のカロリーは?

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葛餅とわらび餅は、どのようなカロリーの違いがあるのでしょうか。どちらの方がカロリーが高いのか気になるでしょう。この章では、葛餅とわらび餅のカロリーの違いをご紹介します。食事のカロリーを気にしている方は、必見の内容です。

どちらも100kcal台

葛餅もわらび餅も、カロリーは100kcal台です。具体的には、葛餅は100gあたり101kcalで、わらび餅は100gあたり169kcalになります。黒蜜をかけると少しカロリーは高くなりますが、そこまで高カロリーにはなりません。葛餅とわらび餅は、美味しいだけではなく、低カロリーなのが嬉しいお菓子です。

葛餅とわらび餅の違いは「原料」

葛餅とわらび餅の違いは「原料」です。葛餅は原料に本葛粉を使い、練って作ります。わらび餅の場合は、原料に本わらび粉を使い、煮て作るのが特徴です。両方の食感は違いますが、どちらも優しい甘さがあります。国内だけでなく、海外でも話題になっているお菓子です。

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3分でわかる葛餅とわらび餅の違い!原料や作り方・食感や味わいの違いなどを雑学好きライターが詳しくわかりやすく解説

この記事では葛餅とわらび餅の違いについてみていきます。どちらも長く愛されている和菓子で、お茶に合うイメージがあるよな。違いはずばり原料のようですが、原料・作り方・食感が違うなど調べてみるといろいろあるみたいです。
今回はそんな和菓子に欠かせないお餅の違いを、定義から確認しつつ、雑学好きライターの熊家と一緒に解説していきます。

ライター/熊家

現在ライターとして、さまざまな分野で活動している。文学や歴史などのジャンルが得意で、これまで多くの記事を執筆してきた。この経験を生かし文学や歴史、雑学などの知識を分かりやすく解説していく。

ざっくり葛餅とわらび餅の違いは?

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葛餅とわらび餅は、どのような違いがあるのでしょうか。何から作られているのか、どのような味なのか気になるでしょう。はじめにざっくりと、葛餅とわらび餅の違いはご紹介します。概要が分かりましたら、深く掘り下げていきましょう。

葛餅:葛粉を使用した和菓子

葛餅は葛粉(くず粉)を使用した和菓子で、涼しげな見た目です。この葛餅は関西のお菓子ですが、関東では同音の名前で「くず餅」というお菓子があります。製法は違いますが、見た目が似ているため、両者はよく混合されていました。

わらび餅:わらび粉を使用した和菓子

わらび餅は、わらび粉を使用した和菓子です。わらび粉で作られるわらび餅は、柔らかく優しい口溶けになります。ただし、わらび粉はワラビの地下茎から得られるでんぷんで、高価な国産品です。そのため、実用するには芋や、タピオカのでんぷんを混ぜることもあります。

特徴1:原料の違いは?

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葛餅とわらび餅は、どのような原料の違いがあるのでしょうか。身近な食材から作られているのか、すぐに手に入る食材なのか気になるでしょう。この章では、葛餅とわらび餅の原料の違いをご紹介します。原料から名前の由来も分かりますよ。

葛餅:本葛粉を使う

葛餅の原料は本葛粉ですが、本葛粉とは小麦を指します。かつて小麦農家では、小麦粉を水で練って蒸したものを、お菓子として食べていました。このお菓子がときを経て、葛餅になったといわれています。なぜ「葛餅」という名前になったのかというと、小麦の生産地が「下総国葛飾郡」という地名だったことから、葛餅と呼ばれるようになりました。

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