体の仕組み・器官暮らし理科生き物・植物生物雑学

感動で鳥肌が立つのはなぜ?薄毛予防に効果的って本当?!獣医学部卒ライターがわかりやすく解説!

よぉ、桜木健二だ。今回は鳥肌に関する謎について解説していこう。ところで人は寒いときに鳥肌が立つのはなぜかわかるか?鳥肌が立つ仕組みには、立毛筋という筋肉が関係しているぞ。寒いときに鳥肌が立つのは、人類が毛皮で身体を保温していた時の名残りなんだ。また、鳥肌が立つのは寒いときだけではない。恐怖や感動したときにも鳥肌が立つのはどうしてだろうか?鳥肌が薄毛の予防になるという研究成果が発表されているぞ。今回はそんな鳥肌の謎について、学生時代、獣医学部で動物のことを勉強していたライターみんちが解説していこう。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/みんち

学生時代、獣医学部で動物の知識を学んだ。趣味は動物園巡り。ライターとして、初心者にもわかりやすく、質のある情報を提供できるよう、日々奮闘中。

鳥肌が立つ仕組みとは?

image by iStockphoto

夏の暑い季節にエアコンのきいた部屋にはいったとき、寒い時期にお風呂に入る前など、ゾワゾワっと鳥肌が立ったという経験がある方も多いでしょう。

寒いとどうして鳥肌が立ってしまうのでしょうか?その仕組みを解説していきましょう。

立毛筋が働くことでおこる

寒いと鳥肌が立ってしまうのは、皮膚表面で立毛という現象が起こっているから。この現象には自律神経が大きく関係しています。

自律神経とは、交感神経副交感神経の2種類から構成されており、内臓を動かしたり、体温を調節したり、血液を循環させたりなど、私たちが生きるために必要な体のはたらきをコントロールしているんですよ。

起きているときや緊張しているときには交感神経が優位になり、寝ているときやリラックスしているときには副交感神経が優位になるんですよ。

2つのうち、鳥肌に関係があるのは交感神経。普通は、人の皮膚の毛は横向きの状態になっています。しかし寒さを感じると、毛穴のそばにある立毛筋(りつもうきん)と呼ばれる小さな筋肉が収縮することで、毛穴が閉じ、毛がぴんと立ちあがるんですよ。この現象を立毛といいます。

立毛筋が収縮すると毛穴の周辺がやや盛り上がり、鳥肌が立った状態になるんです。実際に鳥肌がたった状態の皮膚を触ってみると、なんだか肌がブツブツ、ザラザラした感触がありますよね。この正体は、毛穴が盛り上がったものだったんですね。

鳥肌が立つのは何のため?

鳥肌は、立毛現象によって毛穴がキュッと閉じることによっておこることがわかりましたね。しかし、鳥肌は何のために起こるのでしょうか?鳥肌が立つことの効果について詳しく見ていきましょう。

身体の冷えを防ぐため

現代のように暖房器具などがなかった時代、私たち人間の祖先は、毛を逆立てることで寒さから身を守っていたと考えられています。動物なども、寒さを感じると毛を逆立てることで身体を保温しているんですよ。

\次のページで「鳥肌は祖先の名残りだった!」を解説!/

次のページを読む
1 2
Share: