ライター/アルゴス
現役の理系大学生。数学の教員免許取得を目指しているが、専攻は地球惑星科学。
地球の直径を始めて計算した人や経緯とは?
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地球の直径を始めて計算した人は、エラトステネスと言われています。彼は数学者でもあり、天文学者でもありました。彼はエジプトのアレクサンドリアとシエネの2地点でできる影のでき方の違いに着目して、そこから地球一周の長さを求め、その後地球の直径を求めました。ここからは、より具体的に解説していきます。
最初に地球の直径を求めた人は?
まず初めにどんな人が地球の直径の値を求めたのか誰なのか、そしてどんな人物なのかについて解説していきます。
最初に計算した人はエラトステネス
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地球の直径を初めて計算した人は、エラトステネスと言われています。彼は数学者でもあり、天文学者でもありました。例えば、皆さんが中学校で習う「エラトステネスの篩」は、彼の数学者としての功績でしょう。
彼は2200年前に活躍していた学者であることから、地球の大きさは2200年も前に判明していたことになります。このことは驚きの事実かもしれませんが、それが実現したのは地球の大きさの計算方法がとても簡単だからでしょう。
エラトステネスはどうやって地球の直径を求めたのか
最初に地球の直径を知った人やその時期に関しては、説明しました。そこで次は、彼がいかにして地球の直径を知ったのかという経緯について迫っていこうと思います。
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