今回はキジトラとサバトラの違いを、ざっくりとした見分けのポイントから確認しつつ、生き物好きライター田嶋と一緒に解説していきます。
ライター/田嶋あこ
生き物の観察が好きなWebライター。様々な生き物をモチーフにしたイラストなども描いている。様々な視点から違いを詳しく解説。
キジトラとサバトラのざっくりした違いは?
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キジトラとサバトラはネコの種類です。名前もですが、見た目もよく似ていますよね。道で遭遇することがあっても、パッと見ただけではどっちなのかわからないこともあるのではないでしょうか。
そんなキジトラとサバトラを見分ける際にポイントとなる、ざっくりした違いからご紹介していきます。
毛の色が違う!
キジトラとサバトラの一番わかりやすい違いは「毛の色」です。模様も似ているので、まずは色味をチェックしてみましょう。それぞれのベースとなる色、縞模様の色は以下を参考にしてみてください。
キジトラの毛の色
・ベース:明るめな茶色
・縞模様:黒または焦げ茶
サバトラの毛の色
・ベース:銀色
・縞模様:黒または暗めなグレー
キジトラのベースとなる毛の色は、ほんのりとオレンジ(または黄色)がかったような茶色であることが多いです。縞模様は全体的にハッキリしていますが、目の横や尻尾はとくに濃く見えます。
サバトラは日の光が当たるとほわっと輝いて見えるような、銀色の毛がベースです。縞模様は黒色ですが、個体や年齢によって暗めのグレーに見えることも。ベースとなる色は違いがわかりやすいので、注目してみてください。
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