
おからは他にも別名がある!
おからには卯の花以外にも「雪花菜(きらず、せっかさい)」や「大入り(おおいり)」とも呼ばれます。雪花菜(きらず、せっかさい)はウツギの別名で、「包丁できらずに使える」という意味や「商売相手と縁が切れないように」と意味から名付けられたそう。一方で大入り(おおいり)は、客席で使われる縁起の良い言葉としておからの代わりとして呼ばれるようになったそうです。
おからには種類がある!「生おから」とは?
おからはおからでもその種類はさまざま。主なタイプでいうと「生おから」「乾燥おから」「おからパウダー」の3つに大別できます。生おからは、一般的におからと呼ばれている物で豆腐・大豆のしぼりかすそのものです。対して、乾燥おからはその名の通り生のおからを乾燥させて水分を抜いたもの。水分を抜くことで日持ちが効くため長期保存に向く点が大きな特徴です。またおからパウダーは、乾燥おからの粒子をさらに細かくしたものになります。
おからにはダイエット効果はある?おすすめのレシピは?

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世間ではおからダイエットというのも話題にあがりましたが、果たしてダイエット効果は本当に期待できるのか。結論を言うと、おからはダイエット効果が期待できます。というのもおからは、栄養価の高い大豆を原料とするからです。以下より詳しく解説していきます。
おからは食物繊維豊富で腸内環境改善効果が期待できる!
おからがダイエットに良いと言われる理由の1つに「食物繊維」が豊富な点です。食物繊維の含有が多いため、整腸作用による腸内環境改善が期待できます。他にもカリウムによるむくみ解消や、ソイプロテイン(大豆たんぱく質)による脂肪燃焼、大豆イソフラボンによる美肌効果も期待でる点も嬉しい魅力です。
おからの定番レシピ:「白和え」や「炒り煮」がおすすめ
おからの定番レシピとしては「白和え」や「炒り煮」が有名です。白和えとは、豆腐と白ゴマなどをすり混ぜて味をつけた物で野菜などを一緒に和えたものになります。おからを一緒に加えることで食物繊維やビタミンなどが摂れる健康食になるのでおすすめです。また炒り煮は一般的な煮物とは異なり油で炒めてから煮る料理で、おからを用いることで味の染み込みが良くなります。
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