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退化ってなんだ?人間にも退化の名残りがある?!進化との違いについても獣医学部卒ライターが解説!

こんな可愛い退化の例も

さらにこんな可愛い退化の例もあるんですよ。赤ちゃんの手のひらに指を入れるとぎゅっと握り返してくれることをご存じですか?これは反射的に行われるもので、「把握反射」とよばれます。生後5~6か月までこの動きは見られますが、その後、自然と失われていきますよ。このように行動においても退化はみられるんですね。

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この動きはサル特有の反射運動で、生後すぐでも木にしがみつけられるようにするためだと考えられているぞ。

退化のうえに今の姿がある!

ここまで読んでいただきありがとうございました。今回は「退化」についてその意味合いや進化との違いについて解説してきました。退化といっても何万年もかけて行われたものもあれば、短い期間だけで終わってしまうものもあります。また、単に不要な身体の一部が失われるだけでなく、その裏側には限られたエネルギーを効率的に利用するためといった生物の生き残るための戦略があったんですね。ほとんどの生物は退化によって今の姿になっています。退化のうえに進化がおこるといっても過言ではないですね。なんとなくネガティブなイメージにも聞こえる退化ですが、実際は生物の進化になくてはならない現象だったんですね。

画像使用元:いらすとや

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