その2「物は言いよう」
「物は言いよう」は物事は言いようによって、良くも悪くも印象が変わるという意味をもつ言葉です。こちらも言い方という観点ひとつで、良し悪しが左右されることを意味する言葉となっており、「物は使いよう」とよく似た意味をもった類義語となっています。言いようによって変化することを示している点に注意しましょう。
その3「物は試し」
「物は試し」は物事は試してみなければ、その成否・良し悪しはわからないという意味をもつ言葉です。こちらも物事の良し悪しに関する考え方を表した言葉となっており、「物は使いよう」とよく似た意味をもった類義語となっています。意味はそれぞれ明確に異なるため、注意していきましょう。
その4「人と入れ物は有り次第(ひとといれものはありしだい)」
「人と入れ物は有り次第」は人・器物は多ければ多いほど便利であるが、たとえ少なくとも使い方次第で用が足りるという意味をもつ言葉です。こちらも物の使い方について表した言葉となっており、「物は使いよう」とよく似た意味をもった類義語となっています。こちらはことわざである点も覚えておきましょう。
その5「馬鹿と鋏は使いよう(ばかとはさみはつかいよう)」
「馬鹿と鋏は使いよう」は切れない鋏も使い方次第で役に立つように、馬鹿も使い方次第では役に立つという意味をもつ言葉です。こちらも物の使い方の重要さを表した言葉となっており、「物は使いよう」と非常によく似た意味をもつ類義語となっています。こちらはことわざである点についても覚えておきましょう。
「物は使いよう」の対義語は?
つづいて「物は使いよう」の対義語についても確認していきましょう。残念ながら「物は使いよう」には対義語とされている語はありません。「物は使いよう」は、物は使い方次第で役に立つことも立たないこともあるという意味となっており、対義語を決めることは難しいですね。「物は使いよう」の対義語はないと覚えておきましょう。
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