「物は使いよう」の使い方・例文
「物は使いよう」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.お洒落なインテリアとして再利用されている壊れた時計を見て、物は使いようだなと感心する。
2.祖父の蔵書を、母が重し代わりに使っているのを見て、物は使いようだなと呆れる。
3.プログラマーの父に、物は使いようだと、パソコンの使い方について怒られる。
「物は使いよう」は例文のように、物は使い方によって役に立つことも立たないこともあるということを指して使われている言葉です。一見なんの役にも立たないように見える物が、上手く役立つものとして使われている。または本来役立つはずのものが、使い方を誤り、役に立たないものとなってしまっている。
「物は使いよう」はこうした状況を表して使われている言葉となっています。物の使い方を誤らないようにすべきだという、教訓として使われることもありますね。「物は使いよう」を実際に使用する際は、こうした一般的な用法についてしっかり捉えた上で、使用していくようにしていきましょう。
「物は使いよう」の類義語は?違いは?
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続いて「物は使いよう」の類義語・違いについて確認していきましょう。「物は使いよう」の類義語をいくつかピックアップしました。関連するよく似た表現との違いを確認することで、「物は使いよう」という言葉の機能をより深く理解することができます。
その1「物は考えよう」
「物は考えよう」は物事は考え方次第で、良くも悪くも解釈することができるという意味の言葉です。こちらも考え方という観点ひとつで良くも悪くもなるという意味をもっており、「物は使いよう」とよく似た意味をもった類義語となっています。こちらは考え方を指している点など違いがあるため注意しましょう。
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