この記事では「晴れの舞台」について解説する。

端的に言えば晴れの舞台の意味は「重要で晴れがましい場所」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

多くの学術書を読み、豊富な知識をもつハヤカワを呼んです。一緒に「晴れの舞台」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/ハヤカワ

学術書を中心に毎年100冊以上の本を読む、無類の本好き。人にさまざまな影響を与える言語、それ自体に強い興味をもち、言葉の細やかな表現にも並々ならないこだわりをもっている。

「晴れの舞台」の意味や語源・使い方まとめ

image by iStockphoto

それでは早速「晴れの舞台」の意味や語源・使い方を一覧でご紹介していきます。またその他「晴れの舞台」は分類としては日本語の慣用句であるという点も抑えておきましょう。

「晴れの舞台」の意味は?

「晴れの舞台」というキーワードを辞典・辞書・事典、ネット上の無料データベースサービス「コトバンク」で用語検索してみると、次のような記載があります。こちらの引用をまず確認していきましょう。

1.人前で何かをする、重要で晴れがましい場所・場面。晴れ舞台。「卒業式の晴れの舞台で、卒業生総代を務める」

出典:デジタル大辞泉(小学館)「晴れの舞台」

「晴れの舞台」は大勢の人前に立って行う重要で晴れやかな舞台のことを意味する慣用句です。発表会・卒業式・結婚式など、こうした人々の見るところで行う晴れやかな場のことを指して使われています。「晴れの舞台」のほか、「晴れ舞台」という言い回しで使われることもあるため、こちらも覚えておきましょう。

特に入学式・卒業式・結婚式などの、人の生涯で記念すべき日になる舞台を指して使われることが多いですね。「晴れの舞台」は書籍・新聞等の文章中のほか、口語でも時折使われることのある身近な表現です。この機会にしっかりと意味・用法を覚えておき、自身の語彙力を高めていきましょう。

「晴れの舞台」の語源は?

次に「晴れの舞台」の語源を確認しておきましょう。「晴れの舞台」における「晴れ」は、お祭り・年中行事が行われる非日常的・特別な日という意味をもつ「ハレ」を指しています。「ハレ」は元々折り目・節目を表す言葉で、「ハレの舞台」という言葉は、人生における節目となる成人式・結婚式などを指しました。

「ハレ」という言葉の意味についてもあわせて覚えておきましょう。「晴れの舞台」は非常に古くから使われている表現ですが、現在でも書籍・新聞等の文章中、口語においても時折使用されている身近な表現となっています。語源から意味を捉えて、「晴れの舞台」の意味についてより深く理解していきましょう。

\次のページで「「晴れの舞台」の使い方・例文」を解説!/

「晴れの舞台」の使い方・例文

「晴れの舞台」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.明日は娘の晴れの舞台ということで、気合を入れて準備に取り組む。
2.卒業式は学生たちの一生に一度しかない晴れの舞台だから、中止にするのは憚られた。
3.晴れの舞台を台無しにされ、母はかんかんに怒った。

「晴れの舞台」は例文のように、結婚式・卒業式など特別で晴れやかな舞台を表して使われている言葉です。一般的に入学式・卒業式・結婚式などの式典を指して使われることが多いですが、ほかにその人の人生において一際重要な場面であるということを示して使われることもあります。

「晴れの舞台」は古くから使われている表現ですが、現在も書籍・新聞等の文章中、口語においても時折使われることがある身近な表現です。この機会にしっかりと正しい意味・用法を覚えていきましょう。また「晴れの舞台」・「晴れ舞台」では、より一般的に「晴れ舞台」が使われることが多くなっています

「晴れの舞台」の類義語は?違いは?

image by iStockphoto

続いて「晴れの舞台」の類義語・違いについて確認していきましょう。「晴れの舞台」の類義語をいくつかピックアップしました。関連するよく似た表現との違いを確認することで、「晴れの舞台」という言葉の機能をより深く理解することができます。

その1「檜舞台(ひのきぶたい)」

「檜舞台」は檜材で床を張った舞台・能や大劇場の舞台、また転じて自身の手腕を人々に見せる晴れ舞台のことを意味する言葉です。こちらも自らの晴れの場所を表す言葉となっており、「晴れの舞台」とよく似た意味をもった類義語となっています。細かい意味・使用頻度等に違いがあるため注意しましょう。

\次のページで「その2「大舞台(おおぶたい)」」を解説!/

その2「大舞台(おおぶたい)」

「大舞台」は大きく立派な舞台・俳優の堂々とした舞台・力量を存分に発揮できる晴れの場所を意味する言葉です。こちらも晴れの場所を指す言葉となっており、「晴れの舞台」とよく似た意味をもった類義語となっています。細かい意味・使用頻度等に違いがあるため、注意して使い分けていきましょう。

その3「晴れ着」

「晴れ着」は祭り・婚礼・年中行事などのハレの日に着る衣服のことを指す言葉です。こちらも「晴れの舞台」と同様に「ハレ」に関する言葉となっており、少し似た意味をもった類義語となっています。「晴れ着」は衣服に関する言葉となっており、意味に明確な違いがあるため、注意して使い分けていきましょう。

その4「晴れ姿(はれすがた)」

「晴れ姿」は晴れ着を着た姿・晴れの場所に出たときの姿を意味する言葉です。こちらも「晴れの舞台」と同様に「ハレ」に関する言葉となっており、少し似た意味をもった類義語となっています。古い表現ですが、「晴れの舞台」と同じように現在も使われている身近な表現となっているため、あわせて覚えておきましょう。

その5「晴れの日」

「晴れの日」は多くの人から祝福される儀式等を行う日・人生の記念すべき日を意味する言葉です。こちらも「晴れの舞台」と同様に「ハレ」に関する言葉となっており、よく似た意味をもった類義語となっています。細かい意味・使用場面等に違いがあるため、意味の違いに注意して使い分けていきましょう。

「晴れの舞台」の対義語は?

つづいて「晴れの舞台」の対義語についても確認していきましょう。残念ながら「晴れの舞台」には明確に対義語とされている語はありません。「晴れの舞台」は人前で何か行う、重要で晴れやかな場のことを意味しており、対義語を定義することは難しくなっています。対義語はないと覚えておきましょう。

「晴れの舞台」の英訳は?

image by iStockphoto

つづいて「晴れの舞台」の英語訳についても確認していきましょう。

\次のページで「「big moment」」を解説!/

「big moment」

「big moment」は大事な瞬間・晴れ舞台を意味する英フレーズです。日本語の「晴れの舞台」と同様に、その人にとって非常に重要な場面を意味する言葉となっており、似た意味を表すことができます。細かい点に意味の違いがあるため、使用する際は注意しましょう。英語での表現としてこちらも覚えておきましょう。

「晴れの舞台」を使いこなそう

この記事では「晴れの舞台」の意味・使い方・類語などを説明しました。「晴れの舞台」は人前に立って何か行う、重要で晴れやかな場面を意味する慣用句です。ほかに「晴れ舞台」といった言い回しで使われることも多く、こちらもあわせて覚えておきましょう。古い表現ですが、現在も身近な表現です。

また類義語には「檜舞台」、「大舞台」、「晴れ着」、「晴れ姿」、「晴れの日」などがありました。それぞれ少しづつニュアンスが違うため、細かい意味や使われる場面を確認しつつ、使い分けていきましょう。今回の記事が皆さんの参考になっていれば幸いです。

" /> 【慣用句】「晴れの舞台」の意味や使い方は?例文や類語を読書家Webライターがわかりやすく解説! – Study-Z
国語言葉の意味

【慣用句】「晴れの舞台」の意味や使い方は?例文や類語を読書家Webライターがわかりやすく解説!

この記事では「晴れの舞台」について解説する。

端的に言えば晴れの舞台の意味は「重要で晴れがましい場所」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

多くの学術書を読み、豊富な知識をもつハヤカワを呼んです。一緒に「晴れの舞台」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/ハヤカワ

学術書を中心に毎年100冊以上の本を読む、無類の本好き。人にさまざまな影響を与える言語、それ自体に強い興味をもち、言葉の細やかな表現にも並々ならないこだわりをもっている。

「晴れの舞台」の意味や語源・使い方まとめ

image by iStockphoto

それでは早速「晴れの舞台」の意味や語源・使い方を一覧でご紹介していきます。またその他「晴れの舞台」は分類としては日本語の慣用句であるという点も抑えておきましょう。

「晴れの舞台」の意味は?

「晴れの舞台」というキーワードを辞典・辞書・事典、ネット上の無料データベースサービス「コトバンク」で用語検索してみると、次のような記載があります。こちらの引用をまず確認していきましょう。

1.人前で何かをする、重要で晴れがましい場所・場面。晴れ舞台。「卒業式の晴れの舞台で、卒業生総代を務める」

出典:デジタル大辞泉(小学館)「晴れの舞台」

「晴れの舞台」は大勢の人前に立って行う重要で晴れやかな舞台のことを意味する慣用句です。発表会・卒業式・結婚式など、こうした人々の見るところで行う晴れやかな場のことを指して使われています。「晴れの舞台」のほか、「晴れ舞台」という言い回しで使われることもあるため、こちらも覚えておきましょう。

特に入学式・卒業式・結婚式などの、人の生涯で記念すべき日になる舞台を指して使われることが多いですね。「晴れの舞台」は書籍・新聞等の文章中のほか、口語でも時折使われることのある身近な表現です。この機会にしっかりと意味・用法を覚えておき、自身の語彙力を高めていきましょう。

「晴れの舞台」の語源は?

次に「晴れの舞台」の語源を確認しておきましょう。「晴れの舞台」における「晴れ」は、お祭り・年中行事が行われる非日常的・特別な日という意味をもつ「ハレ」を指しています。「ハレ」は元々折り目・節目を表す言葉で、「ハレの舞台」という言葉は、人生における節目となる成人式・結婚式などを指しました。

「ハレ」という言葉の意味についてもあわせて覚えておきましょう。「晴れの舞台」は非常に古くから使われている表現ですが、現在でも書籍・新聞等の文章中、口語においても時折使用されている身近な表現となっています。語源から意味を捉えて、「晴れの舞台」の意味についてより深く理解していきましょう。

\次のページで「「晴れの舞台」の使い方・例文」を解説!/

次のページを読む
1 2 3 4
Share: