「声が掛かる」の使い方・例文
「声が掛かる」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.街を歩いていると、声が掛かる。
2.仕事の功績が認められ、社長から声が掛かる。
3.見せ場を終えると、客席から声が掛かる。
「声が掛かる」は例文のように呼びかけられる・目上の人物から特別な処遇を受ける・舞台などで客席から声援がとぶことなどを表して使われています。ほかに勧誘・招待などを受けることなども表して使われる場合があるため、こちらもしっかりと覚えておきましょう。どの意味で使われているかは文脈から判断していきます。
また目上の人物から特別な処遇を受けることを表す場合は、「声掛かり」・「お声が掛かる」など書かれることが多いですね。こうした点についてもあわせて覚えておきましょう。実際に「声が掛かる」を使用する際は、誰かから声を掛けられている・誘いを受けているというニュアンスに注意して使用していきましょう。
「声が掛かる」の類義語は?違いは?
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続いて「声が掛かる」の類義語・違いについて確認していきましょう。「声が掛かる」の類義語をいくつかピックアップしました。関連するよく似た表現との違いを確認することで、「声が掛かる」という言葉の機能をより深く理解することができます。
その1「お声掛り(おこえがかり)」
「お声掛り」は身分・地位の高い人物から特別な処遇や命令を受けることを意味する言葉です。こちらも目上の人から特別な処遇を受けることを意味する言葉となっており、「声が掛かる」と一部同様の意味をもつ類義語となっています。こちらは呼びかけられるという意味等はない点に注意しましょう。
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