スペイン語:2箇所にクエスチョンマークを付ける
スペイン語は文章の前後2箇所に、クエスチョンマークを付けます。例えば、「いくらですか?」は「¿Cuánto cuesta?」で、「どこ出身ですか?」は「¿De dónde eres?」です。クエスチョンマークを前後に付けることは珍しく感じますが、反対に向いていることも珍しいですよね。
ポルトガル語:英語や日本語と同様
ポルトガル語のクエスチョンマークは、英語や日本語と同様の使い方をします。例えば、「いくらですか?」は「Quanto custa?」で、「どこ出身ですか?」は「De onde você é?」です。日常会話が英語や日本語の方は、疑問形のポルトガル語は分かりやすいでしょう。
スペイン語とポルトガル語は互いに通じるのか?
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スペイン語とポルトガル語は、互いに通じるのでしょうか。さまざまな違いはあると分かりましたが、共通点や似ている部分は多数あるようです。この章では、「スペイン語とポルトガル語は互いに通じるのか」をご紹介します。両国の旅行を検討している方は必見です。
スペイン語とポルトガル語は互いに通じる
スペイン語とポルトガル語は、互いに通じます。意思疎通をとることは、十分に可能です。文章なら80~100%、会話なら50~80%理解できますよ。片方の話者がもう、一方の言語に寄せて話す言葉を、「portunhol(ポルトゥニョール)」と呼びます。
スペイン語とポルトガルは、文法に少しずつ違いがある
スペイン語とポルトガル語は、文法に少しずつ違いがあります。スペイン語は「ch」は「チ」と発音し、ポルトガル語は「ch」は「シ」という発音です。人称については「私」はスペイン語で「yo」、ポルトガル語では「eu」になります。
さらに、スペイン語はクエスチョンマークを2箇所、ポルトガル語は英語・日本語と同様な使い方です。文法の違いは多々ありますが、お互い言語を認識することは可能になります。