- まずは羊羹と水羊羹の定義を辞書で確認しよう!
- 1.羊羹:小豆を使用した餡に砂糖などを加え、蒸す又は寒天を用いて固めたもの
- 2.水羊羹:水分量の多い羊羹
- 羊羹は大きく3種類!その1つが水羊羹!
- 羊羹は「練り羊羹」「蒸し羊羹」「水羊羹」に大別される
- 水羊羹は羊羹の中でも水分量が多い
- 羊羹の語源は?羊羹の歴史について解説!
- 羊羹のルーツは「羊肉のスープ」
- 似たような和菓子「ういろう」「きんつば」「すあま」との違いは?
- ういろうは穀粉に砂糖と湯水を加えて蒸したもの
- きんつばはつぶあんを寒天で固めたものでその表面を小麦粉の生地で覆い焼いたもの
- すあまは上新粉を用いた餅菓子
- 羊羹には様々な種類がある!
この記事の目次
ライター/mmQn
雑学大好きの現役大学生mmQn。普段から料理をするのが大好きで、食に関する雑学は得意分野。料理経験も活かしわかりやすく解説する。
まずは羊羹と水羊羹の定義を辞書で確認しよう!
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和菓子の代表例とも言える羊羹。中でも水羊羹と呼ばれる種類の羊羹を聞いたことや食べたことも多いと思います。みなさんは羊羹と水羊羹の違いをご存知でしょうか。まずは両者の定義から確認していきましょう。
1.羊羹:小豆を使用した餡に砂糖などを加え、蒸す又は寒天を用いて固めたもの
まず羊羹についてですが、辞書では以下のように定義されています。簡単にまとめれば、羊羹は小豆を主体とした餡に砂糖などを加え、蒸したり、寒天で固めたりしたものです。
1.棹物 (さおもの) の和菓子のー。あんに砂糖を入れて蒸し、あるいは寒天液を加えて練ったもの。蒸し羊羹・練り羊羹・水羊羹など。
2.「羊羹色 (ようかんいろ) 」「羊羹紙 (ようかんがみ) 」の略。
(出典:デジタル大辞泉(小学館)「ようかん【羊羹】」)
2.水羊羹:水分量の多い羊羹
一方水羊羹は以下のように定義されるもので、羊羹の中でも水分量の多い羊羹のことを言います。
寒天を煮溶かし、小豆あん・砂糖を加えて混ぜ、容器に流し込んで冷やし固めた、水分の多い夏向きのようかん。《季 夏》
(出典:デジタル大辞泉(小学館)「みずようかん【水羊羹】」)
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