ヒゲクジラ類
ヒゲクジラ類はハクジラ類より種数が少なく、現在みられるのは世界でもわずか14種といわれています。絶滅の危機に瀕しているものいるのが現状です。
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進化が生み出した素晴らしい生き物たちですから、なんとか海を守っていきたいですよね。
ヒゲクジラ類に含まれるものには、シロナガスクジラやミンククジラ、ザトウクジラ、コクジラ、セミクジラなどがいます。大型のものが多いです。
「クジラ目」から「鯨偶蹄目」へ
はじめにも少し触れましたが、「昔からクジラ目とよばれてきた分類群は、偶蹄目(ウシ目)とまとめて鯨偶蹄目にした方がよい」という考え方が、近年主流になってきました。
これは、DNAなどの分子レベルでの分析を実施した結果などに基づいています。また、化石の研究からも、偶蹄目との関係が言及されるようになってきているのです。
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それまで偶蹄目(ウシ目)として独立していた中では、カバの仲間が鯨類に近い、といわれているんです。カバも水中で過ごす時間の長い哺乳類ですが、クジラの親戚だなんて…生物の進化というのは本当に面白いと思いませんか?
海に囲まれた日本だからこそ、身近な鯨類。
日本は海に囲まれた国。古来より、捕鯨など鯨類を利用する文化が根付いてきた海洋国であり、今でも調査研究が頻繁に行われています。
また、水族館では飼育されているイルカを間近で見ることができますし、最近はホエールウォッチングのように、自然界の鯨類を身近に感じられる機会が提供されることも増えました。
この記事の内容を参考に、ぜひ鯨類の観察にチャレンジしてみてください。
イラスト使用元:いらすとや