そうですね。ただ、鯨類の中には淡水に生息しているものいますから、覚えておきましょう。
鯨類は進化の歴史の中で、一度陸上に進出したあと、水中に戻っていった生物だと考えられています。
泳ぎに適した姿
水中での生活を選んだ鯨類の祖先は、その形態を環境に適した形に変化させていきました。
前脚はヒレに、尾は尾ビレになり、体毛は消失。鼻は頭頂部に位置するようになり、水中にいても頭の上だけ水面に出せば呼吸ができるようになったのです。頭頂部に位置するようになった鼻は噴気孔(ふんきこう)といわれます。
生物の進化には、本当にびっくりさせられますよね。
わたしたち人間とは、生態も姿も大きく異なる進化を遂げた生き物ですが、骨格を見ると共通点がみられます。
イルカも鯨類
さて、具体的な鯨類の紹介に入る前に、イルカの話もしておきましょう。
イルカは、クジラと同じくらいよく知られた水中に生息する哺乳類ですよね。じつは、このイルカも鯨類のなかまなのです。
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クジラとイルカって、姿がよく似ていると思いませんか?じつは、「分類学上はクジラとイルカの違いは明確ではない」といわれるんです。
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