今回はそんな通勤・通学に欠かせない鉄道会社の違いを、定義から確認しつつ、雑学好きライターの熊家と一緒に解説していきます。
ライター/熊家
現在ライターとして、さまざまな分野で活動している。文学や歴史などのジャンルが得意で、これまで多くの記事を執筆してきた。この経験を生かし文学や歴史、雑学などの知識を分かりやすく解説していく。
ざっくり阪神と阪急の違いは?
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阪神と阪急は、どのような違いがあるのでしょうか。似たイメージのある鉄道会社ですが、さまざまな違いがあるようです。はじめに、ざっくりと阪神・阪急の違いをご紹介します。その後、詳しい違いを見ていきましょう。
阪神:下町の電車
阪神電車は、下町の電車として知られています。大阪と神戸を結ぶ鉄道会社です。通称は、「阪神電鉄」「阪神電鉄KK」「阪神電車」と呼ばれています。キャッチコピーは、「“たいせつ”がギュッと。阪神電車」です。
阪急:山手の電車
阪急は山手の電車として知られています。大阪梅田を中心に、神戸・宝塚・京都などを結ぶ鉄道会社です。阪急阪神ホールディングスの子会社で、阪急阪神東宝グループの中核的企業となります。略称は「阪急」です。
特徴1:走る場所は?
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阪神と阪急の走る場所には、どのような違いがあるのでしょうか。近くを走っているのか、距離があるのか気になりますね。この章では、阪神・阪急の走っている場所をご紹介します。それぞれの電車から見える景色の違いが分かりますよ。
阪神:海側を走る
阪神電車は、JRの海側を走ります。大阪梅田・神戸・三宮を主な路線とし、全長48.3kmの鉄道です。阪神間は、JR線を境に見える景色が変わります。電車に揺られていると、窓からはのどかな海の景色が広がるでしょう。
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