
今回はそんな和食料理に欠かせない汁物の違いを、定義から確認しつつ、雑学好きライターの熊家と一緒に解説していきます。

ライター/熊家
現在ライターとして、さまざまな分野で活動している。文学や歴史などのジャンルが得意で、これまで多くの記事を執筆してきた。この経験を生かし文学や歴史、雑学などの知識を分かりやすく解説していく。
ざっくり味噌汁と豚汁の違いは?

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味噌汁と豚汁の違いは、どのようなものなのでしょうか。出汁と味噌を使うので、見た目だけでなく、味つけも似た雰囲気ですね。違いをはっきりと説明するのが難しい二者ですが、どうやら具材と作り方に違いがあるようです。どのような違いがあるのか、はじめにざっくり紹介していきます。
味噌汁:日本料理における汁物の一つ
味噌汁は、日本料理における汁物の一つです。出汁を味噌で味つけし、具材として野菜・豆腐・麸・魚介類などを入れます。あっさりとした味わいで、定食には必ず付いてくる一品です。「味噌汁」以外に、「御味御付(おみおつけ)」とも呼ばれています。
豚汁:豚肉と野菜を煮込み味噌で調味
豚汁は豚肉と野菜を煮込み、味噌で調味した汁物です。豚肉が入っている具沢山の、味噌汁の一種になります。栄養価が高く、満腹感も得られるでしょう。汁物は付属と思われがちですが、豚汁は料理のメインにもなり得る一品です。
特徴1:具材の違いは?

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味噌汁と豚汁の具材の違いは「お肉が入っている」「具の量」など、なんとなくは分かります。ただし、具体的な具材の違いを、はっきりと説明できる方は少ないのではないでしょうか。この章では、味噌汁と豚汁の具材の違いをご紹介します。どのような違いがあるか、何を入れたら良いのか分かりますよ。
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