それぞれ代用はできる?
アンチョビとオイルサーディンは似ている食材なため、代用できるのではないかと考えた方もいらっしゃると思います。実際どうなのかを一緒に確認していきましょう。
使い方次第ではできる場合もある
結論を言うと、代用できるかできないかは作ろうとしている料理によります。例えば、パスタや炒め物を作ろうとしたとき。アンチョビを使いたかったのに家にあるのがオイルサーディンだった場合は塩味を足したりして代用は可能です。
逆の場合も、他の調味料を控えたり量を調整すれば近づけることはできるでしょう。ただ、サラダなど素材の味がハッキリと出る料理のときは難しいケースも。
特にオイルサーディンの代用としてアンチョビを使う場合は、期待していた味にならない可能性が高いです。アンチョビは魚感がより濃厚なので、生臭さや独特な風味が気になってしまうかもしれません。
このように、全く代用できないわけではないけれど難しいこともあります。味が大きく変わってしまいそうなときは、潔く作ろうとしていた料理自体を変えるのも1つの手段と言えるでしょう。
アンチョビとオイルサーディンの違いは加工方法をチェック!
アンチョビとオイルサーディンは似ている食材ですが、加工方法の特徴さえ押さえておけば意外と簡単に違いがわかります。アンチョビは塩漬けにして発酵させているので少しクセがあり風味も濃厚です。
オイルサーディンは、熱を通してからオイルに漬けたものなのでアンチョビほどクセもなく塩気もありません。日頃から使うという方の多い、ツナ缶や鯖缶のような感覚で使えます。
どちらも人間の体に必要な栄養素がいっぱい詰まっているので、ぜひいつものメニューに加えてみてくださいね。