理科環境と生物の反応生物

ホタルはなぜ光るの?その理由やメカニズム、他にも光る生物がいる?理系研究員がわかりやすく解説

よぉ、桜木建二だ。今回のテーマはホタルがなぜ光るのかについて学習していこう。
ホタルは夏の川辺を照らす幻想的な存在だよな。このホタルはいったい何のために光っているのだろうか。どのような仕組みで光っているのかも含めてこれを機にホタルがなぜ光るのかについて、他の光る生物も含めて学んで行こうじゃないか。
大学で生物を学び、現在は食品メーカーの研究員であるライター、ハナイグチに解説してもらおう。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ID: ↑パーツ内本文:76文字
hanaiguti30

ライター/ハナイグチ

大学で生物学を学び、現在は食品メーカーの研究員として勤務している。

サプリメントの広告を見るとついつい有効成分の含有量や作用機序を調べてしまう。

ID: ↑パーツ内本文:73文字

ホタルは何のために光るの?

image by iStockphoto

幻想的なホタルの光。自然のイルミネーションなんていわれたりもします。ホタルはいったいなんのために光っているのでしょうか。

ホタルが生まれてから大人になるまでの生活環も含め、ホタルが光る理由について解説したいと思います。

ID: ↑パーツ内本文:110文字

ホタルの生活環

ホタルと一口に言っても実はホタルは約2000種類も存在します。こんなにたくさんいるって知ってましたか?そのうち日本に生息しているのは50種程度、さらにその中で光るホタルは20種程度です。すべてのホタルが光るわけではなかったんですね。

日本の光るホタルはゲンジボタルヘイケボタルが有名。これは源氏と平家の名前からとったと言われているんです。ホタルの種類によって生活環は異なりますので、ここでは代表としてゲンジボタルの生活環について解説したいと思います。

卵として生まれるのは7月中旬頃。生まれてから次の年の4月の中旬頃まで川の中で幼虫として過ごします。1年の殆んどを水中で過ごすことになるんですね。それから川沿いの土の中にもぐり6月中旬ごろまで蛹として過ごします。そしていよいよ成虫となって飛び立ち、パートナーを探して産卵するのです。成虫となってからの寿命は1週間程度と言われていますので儚い命ですよね。

ID: ↑パーツ内本文:404文字

理由①求愛のため

image by iStockphoto

いよいよホタルは何のために光っているのかという問いに答えてきましょう。ホタルが光るのは主に求愛のためです。オスは強い光でメスにアピールしているんですね。光り方のパターンは種によって異なると言われていて、ゲンジボタルは2~4秒に1回光るのに対してヘイケボタルは0.5~1秒に一回光ります。このように光り方のパターンは種ごとのアイデンティティなのです。オスしかひからないのかというとそうではありません。メスも光るのですが、オスが一斉に同じタイミングで点滅するのに対して、メスはすこしズレて点滅するのだそう。だから異性をみつけやすいのです。一斉に点滅するなんてすごいですよね。リズム音痴なオスのホタルとかいないんでしょうか。

さらに不思議なことに、同じ種であっても地域によってテンポが異なるケースがあるようです。

ID: ↑パーツ内本文:354文字
no-img2″>
 <figcaption class=桜木建二

いったいどういうことだろう?

ID: ↑パーツ内本文:14文字

ゲンジボタルは西日本の場合は2秒に1回点滅、東日本では4秒に1回点滅するのだそう。人間もホタルも西日本の方がせかせかしているんでしょうか…。

ID: ↑パーツ内本文:77文字
次のページを読む
1 2 3 4
Share:
hanaiguti30