
3分でわかるメモリとストレージの違い!どちらもデータの保管場所?スマホ・PCでの容量の選び方は?Webディレクターがわかりやすく解説!

動画・画像編集やゲームをする場合は、メモリ容量にはこだわるべきだな。さて、最後にストレージ容量の選び方や、容量が足りなくなった場合の対処方法について解説していくぞ。
ストレージ容量の選び方
メモリと同様にストレージも、大きいに越したことはないとはいえコストに関わるので、それぞれに合った容量を選ぶのが重要です。
どのくらいデータが保存できるかの目安を確認し、最適な容量を見極めましょう。
画像や動画はどのくらい保存できる?
スマホのストレージは小さいものは16GBほどから大きいものは1TBまで、ノートパソコンでは128GBから1TBほどが一般的です。
しかし、16GBの容量だと、スマートフォンのOS(システム全体を司るソフトウェア)だけでほとんどの容量を使い切ってしまいます。写真や動画、アプリを保存することを考えると、16GBより大きい容量がオススメです。
64GBと512GBの容量を比べてみると、画像は64GBでは約5万枚、512GBでは約40万枚の保存が可能。動画は64GBでは約17時間、512GBでは約142時間、保存が可能です。自分で動画もたくさん取りたい!映画や音楽をダウンロードしてたっぷり楽しみたい!という方は、十分なストレージを確保しておくと良いでしょう。
また、SNSやゲームアプリだけで数GBを使うこともあるので、要注意です。
ストレージが足りなくなったら?
ストレージは、容量が足りなくなっても外付けハードディスクやSDカード、クラウドストレージを活用することで保存できるデータ量を増やすことができます。
パソコンでは、本体の内蔵ディスクだけでなく、外部のハードディスクにデータを転送することが可能です。ストレージが不足してしまった場合、ハードディスクの購入も検討してみましょう。
Androidの一部機種は、SDカードへのデータ保存に対応しています。内部ストレージが足りなくなっても、SDカードに画像や動画を保存し持ち歩くことが可能です。
iPhoneでは、本体以外にストレージを増設することはできません。ですが、インターネット上にデータを保管するクラウドストレージを活用することで、容量不足を回避することができます。iCloudやGoogleフォト、Amazon Photosなどは、無料で数GB利用可能(さらに利用する場合は有料アップグレードが必要)ですので、是非試してみてください。クラウドストレージは、iPhone以外のスマホやパソコンでも利用可能です。
メモリは机、ストレージは引き出し、あなたにピッタリのサイズ選択を!
しばしば混同されがちなメモリとストレージの違いを解説いたしました。「せっかく買ったパソコンやスマホの性能が物足りない」「奮発して高性能の機器を買ったけど、持て余してしまった」そんな失敗も、しっかり用語の違いを理解していれば防ぐことができます。まずは、身の回りの端末のメモリやストレージを気にしてみてください!