ナメクジの仲間
・チャコウラナメクジ
・ノハラナメクジ
・フタスジナメクジ
・マダラコウラナメクジ
・ヤマナメクジ など
カタツムリの仲間
・ウスカワマイマイ
・オナジマイマイ
・ニッポンマイマイ
・ヒダリマキマイマイ
・ミスジマイマイ など
ナメクジとカタツムリの「生態」の違い
ナメクジとカタツムリは乾燥に弱い生き物。ヌメヌメとした粘液で体を覆い皮膚が傷つかないようにしていますが、生息している場所にも特徴があるのです。
ナメクジはジメジメとした湿気を含む場所でよく見かけます。昼間は落ち葉の中や草花の陰で過ごしていることがほとんどで、活動するのは主に夜です。曇りや雨の日などは、日中でも姿を見かけることもあります。
カタツムリも乾燥に弱く、雨がよく降る6〜8月以外はあまり活動しません。天気がいい日は、日の当たらないところで休んでいることが多いです。個体によりますが、冬や夏はずっと眠りについているものも。
またナメクジとカタツムリは性別がありません。雌雄同体(しゆうどうたい)といって、1つの体に両方の生殖器を持っている生物なのです。
あまり活発に動けない中で子孫を残すため、このような体の作りになったという説があります。他の個体と接触できない場合などは、1匹しかいない状況でも卵を産むことがあるようです。
ナメクジとカタツムリの「エサ」の違い
ナメクジとカタツムリですが、エサについてはあまり違いがありません。どちらも「歯舌(しぜつ)」という、歯が何万個もついたおろし金状の舌を使って削ぎ取るようにしてエサを食べます。雑食性という点も同じです。
エサとして主に食べているのは、花・葉っぱ・野菜・果実・コケなど。また、炭酸カルシウムを補給するためにコンクリートを食べることもあります。塀などに集まっている姿をたまに目にしますが、コケではなく壁自体を食べていることもあるだなんて驚きですね。
ナメクジとカタツムリの「寿命・産卵」の違い
個体差はありますが、ナメクジとカタツムリの寿命には少し違いがあります。産卵についてもご紹介するので併せてみていきましょう。
ナメクジの寿命と産卵時期
寿命:約1年〜3年
産卵時期:冬〜春にかけて
カタツムリの寿命と産卵時期
寿命:約3年〜4年
産卵時期:春〜夏にかけて
ナメクジは冬から春にかけて透明の卵を土の中に産みます。一度に産む卵の数は50個ほどで、一生のうちに4回ほど産卵することも。
梅雨の時期になると赤ちゃんも地上に出てきます。2〜3年生きて産卵を終えたナメクジは、6月頃にそのまま死んでしまうことが多いです。
カタツムリは春から夏にかけてが産卵時期。一度に30個〜60個ほどの卵を土の中に産みます。赤ちゃんが出てくるのは20日〜30日と、ナメクジより早いです。
またカタツムリは体が大きければ大きいほど寿命も長くなる傾向にあります。10年以上生きた個体もいるほどです。殻も成長とともに大きくなるので、殻の筋を見るとおおよその年齢がわかってきます。
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