特徴3:日常会話
京都弁・大阪弁の語尾やイントネーションがわかりました。これだけでも十分聞き分けられるでしょう。続いては日常会話で使われる、京都弁と大阪弁をご紹介します。聞いただけでは何のことかわからない方言もあるので、注目してみてください。
京都弁:「サラ」「ほかしといて」「のいて」
京都弁の日常会話で使われる言葉は、「サラ」「ほかしといて」「のいて」が代表的です。「サラ」は「新しいもの」という意味で、「ほかしといて」は「捨てといて」という意味を持ちます。「サラがあるからほかしといて」はセットで使う一言です。他にも「のいて」は「どいて」という意味で、日常的に使われます。
大阪弁:「ごっつ」「蚊に噛まれる」「あめちゃん」
大阪弁の日常会話で使う言葉は、「ごっつ」「蚊に噛まれる」「あめちゃん」が代表的です。「ごっつ」は「とても」という意味で、「蚊に噛まれる」は「蚊に刺される」という意味を持ちます。方言とは少しずれますが、大阪の方は「あめちゃん」「おいもさん」というように、食べ物にちゃんやさんをつけるのが特徴的です。
神戸弁とは違うのか?
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ここまで京都弁と大阪弁の違いを紹介してきました。関西で同じように方言が目立つ神戸は、どのような特徴があるのでしょうか。検証したところ、大阪弁と似ていることがわかりました。神戸弁の特徴を一緒に見ていきましょう。
大阪と神戸は言葉も習慣も似ている
大阪と神戸は、言葉も習慣も似ています。違いをあげるなら、神戸弁は語尾が「~しとぉ」「~しとん」です。行動の違いは、京都はエスカレーターを東京と同じように左に立ちますが、大阪と神戸は右に立ちます。神戸出身の芸能人は、藤原紀香さん・北川景子さん・戸田恵梨香さんなどです。どの女優さんも美しい方ばかりですね。
京都弁と大阪弁の違いは訛りの強さ
京都弁と大阪弁の違いは訛りの強さです。京都弁はイントネーションの抑揚が特徴的で、大阪弁は平坦なイントネーションになります。他にも語尾や日常会話などにも明確な違いがありました。神戸弁は大阪弁に似ているという特徴があります。