
辛さを足すには一味、風味も欲しい時には七味!
唐辛子は世界各地の料理に使用されています。そんな唐辛子を粉末にした一味は日本食にとどまらず、インド料理や中華料理などの香辛料を使用する料理の辛みを足すのにはもってこいなんです。カレーやキムチ鍋、麻婆豆腐やピザなど、唐辛子の辛さをより強くしたい時に使えます。
一方で七味は日本特有の調味料ですので、日本人の味覚に合う薬味がブレンドされているのです。丼ものや漬物、うどんやそばなどの和食に辛さと香りなどの風味をプラスしてくれます。少しピリッとした辛みと香りや風味を楽しみたい時に最適です。
一味と七味の保存方法は?
一味と七味は、市販では小瓶に入っていることが多いですよね。そのまま蓋を開ければすぐに使えるため、卓上に置いているご家庭も多いはず。しかし、本来は冷蔵保存が良いとされています。
理由としては、常温だと吸湿によって風味が劣化しやすいことや、唐辛子を好む害虫もいるためそれらから守るためです。袋などに入っている場合は、密閉できる容器に移すか、袋の空気を抜いてしっかりと封をしましょう。
一味と七味の辛さや風味の違いを味わおう!
一味唐辛子は唐辛子のみを粉末にした調味料で、七味唐辛子は唐辛子に数種類の薬味をブレンドした調味料でした。辛さが欲しい時には唐辛子だけの一味のほうが辛くて最適なのですが、辛さにちょっとした風味を足したい時にはさまざま香りや味わいのある薬味がブレンドされた七味が使えそうですね。どちらも辛さを増したい時に重宝しますが、なんとなくで使っていたという方は、料理にかけ比べて違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。