今回はそんなキリスト教に欠かせない教派の違いを、定義から確認しつつ、雑学好きライター熊家と一緒に解説していきます。
ライター/熊家
現在ライターとして、さまざまな分野で活動している。文学や歴史などのジャンルが得意で、これまで多くの記事を執筆してきた。この経験を生かし文学や歴史、雑学などの知識を分かりやすく解説していく。
ざっくりカトリックとプロテスタントの違いは?
image by iStockphoto
カトリックとプロテスタントは、キリストの教派です。それぞれの違いは信者でなければ、なかなかわかりません。どのような違いがあるのでしょうか。はじめにざっくり違いをご紹介します。クリスチャンでなくても、違いがわかるようになるでしょう。
カトリック:キリスト教最大の教派
カトリックはキリスト教最大の教派です。ローマ教皇を最高指導者として、全世界に12億人以上の信徒を有しています。別名は「ローマ教会」「ローマ・カトリック」です。カトリックでは”聖母マリア”は特別な存在になります。
プロテスタント:カトリックから分離した教派
プロテスタントは、カトリックから分裂した教派です。福音主義を理念としています。プロテスタントは”神様以外は皆同じ”と考えるので、ローマ教皇を特別な存在としていません。マリアについても、同じ理由で特別な存在ではなく”1人の人間”と捉えています。
特徴1:救いの行動の違いは?
image by iStockphoto
キリスト教はキリストを崇めています。救いを求めるために、巡礼したり信仰したりしました。信者は救いを求める行動がそれぞれ違いますが、カトリックとプロテスタントにも違いはあるのでしょうか。救いの行動の違いが、代表的な特徴になります。
\次のページで「カトリックは善行によって救われる」を解説!/