端的に言えば性が合うの意味は「性格が合う」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
塾講師を経験したナギセを呼んです。一緒に「性が合う」の意味や例文、類語などを見ていきます。
ライター/ナギセ
塾講師経験のあるライター。もちろん国語も教えた経験あり。国語好きを生かし、楽しく解説する。
「性が合う」の意味は?
「性が合う」には、次のような意味があります。
お互いの性格が合う。気が合う。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「性(しょう)が合(あ)う」
「性」という字には多くの意味があります。生まれつきの性質、本来の性質、根性、習性などです。「性が合う」の場合は本来の性質という意味が合いますね。「せい」と読む時ではまた少し意味が違ってきます。同じ漢字ですが、読み方によって意味合いが変わってくるのです。おもしろいですね。
また、「性に合う」という慣用句もありますが、意味合いが少し変わってくるので気を付けて使いましょう。
「性が合う」の使い方・例文
「性が合う」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.今回の相手とは性が合うようだ。
2.この編集者とは性が合わない。彼の言い方がどうにも気に入らないのだ。
3.性が合う相手と仕事がしたい。
「性が合う」という形だけでなく、「性が合わない」という形でもよく使われます。
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