

端的に言えば息が長いの意味は「長く続いている」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
塾講師を経験したナギセを呼んだ。一緒に「息が長い」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。
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ライター/ナギセ
塾講師経験のあるライター。もちろん国語も教えた経験あり。国語好きを生かし、楽しく解説する。
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「息が長い」の意味は?
「息が長い」には、次のような意味があります。
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1.長期にわたって続いている。
2.文章で、句点から次の句点までの間が長い。文が長くとぎれずに続く。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「息(いき)が長い」
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二つの意味を持つ慣用句です。どちらも似たような意味になりますね。ふうっと吐いた長い息のことを息が長いと言うことがありますが、本来は上記の意味になります。
似た意味ではありますが、2の意味はあまりポジティブな印象になりません。
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「息が長い」の語源は?
次に「息が長い」の語源を確認しておきましょう。
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「息」には「いのち」という意味合いもあります。いのちが長く続くということは、その分活躍も長く続いていることになりますね。
また、2の意味は息が長い文章を音読してみるとわかります。ずっと声を出していなければなりませんよね。読むためには息を長く出し続けるというところから2の意味になったようです。
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「息が長い」の使い方・例文
「息が長い」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
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