
「目もくれない」
「頭を突っ込む」が関心を持って加わることだとすれば、その対義語としては「目もくれない」(めもくれない)が挙げられるでしょう。意味としては「少しの関心も示さない。見向きもしない。」ですから、対義関係にあることがわかりますね。
「join」
「加わる」という意味での「頭を突っ込む」を英語で言い回す場合は、「join」が良いでしょう。「参加する」「加わる」として使える便利な言葉です。なお「干渉する」といったややネガティブな意味合いを言い回す場合は「nose into」が挙げられます、合わせて覚えておきましょう。以下に例文を見てみます。
・He’s obsessed with the Japanese language and has joined the lab to read the text of language dictionaries and ancient words, but I wonder when he’ll get around to it.
日本語に夢中になって、研究室に頭を突っ込んで言語辞典の本文や古語を読み漁っているけど、いつモノになるのかね。
・The best way to learn legal vocabulary is to join the industry through internships or part-time jobs. It’s not easy to do that with just classroom information.
法律単語を覚えるのにおすすめなのは、インターンなりバイトなりで業界に頭を突っ込むことです。座学の情報だけでは中々難しいですからね。
・I think our company has a good track record. Please join us and let’s work together.
我がロイヤル社は実績では申し分ないと思いますよ。ぜひ頭を突っ込んでいただいて、協働していきましょう。
「頭を突っ込む」を使いこなそう
この記事では「頭を突っ込む」の意味・使い方・類語などを説明しました。簡単に復習しておきましょう。
「頭を突っ込む」は何らかのグループや物事に加わったり関わったりする際に使用する言葉でした。ビジネスシーンでも日常生活でも、いろんな物事に「頭を突っ込み」過ぎてしまうと、それぞれを丁寧に処理できなくなって信頼を失うことになってしまいますから、人生は一度きりとは言え関わる物事は絞ることが大事ですよね。