今回はそんな焼肉に欠かせない牛肉の違いを、定義から確認しつつ、雑学好きライターの熊家と一緒に解説していきます。
ライター/熊家
現在ライターとして、さまざまな分野で活動している。文学や歴史などのジャンルが得意で、これまで多くの記事を執筆してきた。この経験を生かし文学や歴史、雑学などの知識を分かりやすく解説していく。
ざっくりカルビとハラミの違いは?
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焼肉といえばカルビとハラミが人気です。焼肉店に行くと必ず頼むという方は多いでしょう。ただし、肉の特徴を知らず、なんとなく頼んでいる方がいるのではないでしょうか。実はそれぞれ特徴に違いがあるので、はじめにざっくりご紹介します。
カルビ:あばら骨周辺の肉
カルビはあばら骨周辺の肉で、脂が乗っていてジューシーです。柔らかく甘い旨みがあります。高級肉といわれるパーツがあり、部位や原産によって幅広い値段設定です。肉が柔らかくタレと絡みやすいので、白ご飯とよく合います。
ハラミ:横隔膜の筋肉
ハラミは横隔膜の筋肉なので、弾力があります。ただし、硬すぎるということはないので、老若男女に人気です。あっさりとしているので、塩やレモン汁とよく合うでしょう。値段は幅広い設定ですが、カルビよりはお手頃な価格になります。
特徴1:味の違いは?
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同じ牛の肉でも部位によって味が違います。カルビとハラミでは、どのような味の違いがあるのでしょうか。「風味や味の濃さなどに違いがあるのか」など気になります。味の違いを知れば、焼肉店でメニューを選ぶ際の参考になりますよ。
カルビは濃厚な味がする
カルビは濃厚な味がします。脂身が多くジューシーな口当たりです。旨みや甘みを味わえて、焼肉店では人気の部位になります。カルビの中で三角バラは一番おいしいといわれ、特上カルビに使用されることの多い部位です。
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