水と油が混ざらない理由は水分子が互いに強く引きつけ合っているから!
物質は分子間力などの力により形成されていて、分子間力に差がない物質は基本混ざり合います。
水分子は極性を持っており、静電気力で互いに強く引きつけ合っているのが特徴です。そのため、極性を持たない油が追いやられる形で混ざることができません。
分子間力の違いにより、水分子はより内側に入り込もうとするので、その境界面(界面)の面積は小さくなります。表面張力とは、このような作用で界面の表面積を小さくしようとする力のことです。
水と油のような極性物質と非極性物質を混ぜるためには、水と油それぞれになじみやすい構造をもつ界面活性剤が必要となります。

