
【30人に聞いた】おすすめの子ども向けプログラミング教室5選を徹底比較!選び方のポイントやユーザーの感想も紹介!

そこで今回は実際に小学生の息子がプログラミング教室に通っている栗乃木りさを呼んだ。複数の無料体験に参加し、通信教育の「ワンダーボックス」を選んだそうだ。そんな体験をもとに、またユーザーの本音をインタビューした結果も含めて、教室選びのポイントやそれぞれの教室のメリット・デメリットをまとめた。ぜひ教室選びの参考にしてくれ!
- 子ども向けプログラミング教室とは?子どもの可能性を引き出す4つの魅力に迫る!
- その1.パソコンやタブレットを使って学ぶ
- その2.年齢や経験に合ったカリキュラムがある
- その3.論理的思考力と創造性が育つ
- その4.問題を解決する力が育つ
- 子ども向けプログラミング教室の後悔しない選び方を徹底検証!4つのポイントを紹介!
- その1 対象年齢やレベルが合っているか
- その2 月謝や入会金のコスパはどうか
- その3 個人授業かグループ授業か
- その4 通学型かオンラインか
- 子どもの興味に合わせた特色ある3つのカリキュラムを解説!
- その1 子どもが好きなマイクラで学ぶプログラミング
- その2 実際にロボットを動かして学ぶプログラミング
- その3 アプリやゲーム制作を通して学ぶプログラミング
- 必見!おすすめの子ども向けプログラミング教室5選の内容比較一覧表
- 子ども向けプログラミング教室おすすめ5選を本音レビュー付きで徹底比較!
- その1.ワンダーボックス:STEAM教育を取り入れた通信教育
- 【メリット】質の高い教材が盛りだくさんでコスパ良し
- 【デメリット】教材の好き嫌いがある
- その2.ヒューマンアカデミー:スモールステップで着実にプログラミングの力をつけるカリキュラム
- 【メリット】講師やクラスメイトとの絆が深まる通学型教室
- 【デメリット】費用の負担が大きい
- その3.LITALICOワンダー:コースが充実しており通学型にもオンラインにも対応
- 【メリット】魅力的なカリキュラムと月最大8回受講できるコスパの良さ
- 【デメリット】通学型・オンラインともにマンツーマンに対応していない
- その4.Teck Kids School:充実した学習コースでプログラミングを体系的に学べる
- 【メリット】プログラミングと共にデザインやプレゼンのスキルもアップする
- 【デメリット】クラスの人数が多すぎて集中できない
- その5.ロッボクラブ:ロボット制作と英語の融合で多角的な学びにつながる
- 【メリット】オリジナリティを重視したカリキュラムで多角的に学べる
- 【デメリット】費用の負担が大きい
- タイプ別オススメ子ども向けプログラミング教室はこれだ!
- グループ授業重視なら「テックキッズスクール」
- 通学型授業重視なら「ヒューマンアカデミー」
- いつでもどこでも学習できる通信教育重視なら「ワンダーボックス」
- ロボットプログラミング重視なら「ロッボクラブ」
- アプリ開発やゲーム制作重視なら「リタリコワンダー」
- 子ども向けプログラミング教室を選ぶなら体験授業はマスト!
- 楽しみながら学べるプログラミング教室なら子どもの可能性を引き出せる!
この記事の目次

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。
ライター/栗乃木りさ
知育系記事を得意とするライター。息子の小学校入学を機に子ども向けプログラミング教室に興味を持ち、息子は通信教育「ワンダーボックス」での学習を継続中。
子ども向けプログラミング教室とは?子どもの可能性を引き出す4つの魅力に迫る!

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小学校でもプログラミング教育が導入され、近年人気が高まっている子ども向けプログラミング教室。現在、子ども向けプログラミング教室を探している親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。教室選びの参考となる、子どもの可能性を引き出すプログラミングの魅力4つを紹介します。
その1.パソコンやタブレットを使って学ぶ
子ども向けプログラミング教室ではパソコンやタブレットを使った学習をします。タブレットはともかく、パソコンに触れたことがないお子様にとっては最初は不安かもしれません。ですが初心者のお子様でも楽しみながらパソコンに親しめるよう、しっかりとしたサポート体制が整っています。講師が基本的な使い方をわかりやすく説明してくれますので心配ありません。
筆者の子どもも体験教室に参加した際、最初は不安がっていましたが、2日間の体験終了時には積極的にパソコンを使えるようになりました。基本の使い方の習得を経て、プログラミングの操作方法を少しずつ学びます。
その2.年齢や経験に合ったカリキュラムがある
子ども向けプログラミング教室では、お子様の年齢やレベルにあったクラスやカリキュラムを用意しており、初心者はまず視覚的にプログラミングを構築する「ビジュアルプログラミング」を学びます。ビジュアルプログラミングは大きく3つのツールに分かれており、それぞれの特徴を知ったうえで目的に合わせたツール選びが必要です。
まずは無理のないレベルのツールを使って簡単なプログラムを作るのがおすすめ。成功体験を多く積むことで楽しみながらレベルアップを図れます。高学年のお子様やある程度経験のあるお子様なら、ビジュアルプログラミングではなくプログラミング言語を使った「テキストプログラミング」を選んでもよいでしょう。
その3.論理的思考力と創造性が育つ
プログラミング学習を通して得られるメリットとして、論理的思考力と創造性の向上があげられます。論理的思考力とは、目的を達成するために筋道を立てて手順を考える力のこと。論理的思考力を高めると、目的と過程を明確にし効率的な手順を考える力が身につきます。
また、目的の設定は創造性を育む効果も期待できるでしょう。近年、多くの企業では論理的思考力と創造性のスキルが高い人材が求められています。もちろん自分で事業を興す場合においても重要なスキルです。子どものうちからこの2つを鍛えることは、将来を生きていく上で必要不可欠なものと言えるでしょう。
その4.問題を解決する力が育つ
プログラミングではうまく動かない場合、必ずどこかが間違っているということ。どこが間違えているのかを探し修正する力を養うことで、問題を解決する力が育ちます。問題解決力が高められるとどういったメリットがあるのでしょうか。
メリットとしてあげられるのは、明確な目標設定や正確な状況判断ができるようになる点。具体的なゴールを設定し、問題が発生した場合は理由を冷静に分析して解決に導きます。プログラミングを通してこの工程を何度も経験することで、柔軟に対応する力や失敗を恐れない気持ちも伸びるでしょう。

まずはビジュアルプログラミングから始めて、徐々にテキストプログラミングにレベルアップしていくのが子ども向けの特徴だな。プログラミングを通して論理的思考力や想像力、問題解決力を伸ばせるのか!
子ども向けプログラミング教室の後悔しない選び方を徹底検証!4つのポイントを紹介!
小学校でプログラミングの授業が導入されたことより、子ども向けプログラミング教室は増加傾向にあります。教室の選び方に悩む親御さん向けに、後悔しない教室選びのポイント4つをまとめました。こちらを参考にお子様にピッタリの教室を選んでくださいね。
その1 対象年齢やレベルが合っているか
子ども向けプログラミング教室では、幼稚園年長から小学校低学年のお子様を受け入れているところもあります。授業内容が年齢やお子様のレベルに合っているか確認しましょう。初心者向けのプログラミングツールとして、ビジュアルプログラミングである「ビスケット」や「スクラッチ」、「スプリンギン」などがあります。
視覚的に学べるビジュアルプログラミングを通してプログラミングの基礎を構築し、次のステップであるテキストプログラミングへと発展させていくのが子ども向けプログラミング教室の特徴。年齢やレベルにあった教材やカリキュラムを用意している教室を選んでくださいね。
その2 月謝や入会金のコスパはどうか
月謝や入会金は教室によって大きく異なります。また、別途教材費が必要な教室もありますので事前に確認しておきましょう。授業回数もしっかり確認しておきたいポイント。月2回から4回の教室が多いですが、中には最大月8回受講できる教室もあります。1回の授業数に対しての金額を算出して比較するのがおすすめです。
オンライン教室は通学型と比べて月謝が安いという特長があります。お子様の年齢やレベルに合わせて柔軟に対応してもいいですね。
その3 個人授業かグループ授業か
通学型の教室はグループ授業を取り入れているところが多いです。お友達と意見を出し合って問題に取り組みたいお子様はグループ授業が向いています。一人でじっくり取り組みたいお子様や、他のお友達の進み具合が気になってしまうお子様は個人授業で学ぶのがおすすめ。
オンライン授業なら、マンツーマンもしくは生徒1~2名につき講師1名という授業体制のところがほとんどです。選択肢の一つとしてもよいでしょう。オンライン授業についていけるか心配なお子様向けに、初心者に特化したオンライン授業をしている教室もあります。ぜひ検討してみてください。
その4 通学型かオンラインか
オンライン授業ではお子様の送迎の負担がなく、場所や時間を選ばず学べます。また、通学型より比較的月謝が安いのも特長です。ただし、初心者のお子様はオンラインでの授業が難しいと感じてしまうことも。慣れるまでは通学型を選択したほうが良い場合もありますね。
通学型のメリットは講師や友達との関係を深めながら学べる点です。友達同士、意見を出し合うことでプレゼンテーション力が鍛えられます。ですが、小学校低学年までは保護者の送迎が必要であったり、時間や曜日が固定されているデメリットも。送迎者の確保や、授業を休んだ際の振り替えの有無を確認しておきましょう。
子どもの興味に合わせた特色ある3つのカリキュラムを解説!
ひとくちに子ども向けプログラミング教室と言っても、教室により様々な特色があります。どの教室も子どもの興味を引き出せる独自のカリキュラムを取り入れており、教室選びの基準となる大切なポイントです。お子様の興味に合わせた3つのカリキュラムを紹介します。
その1 子どもが好きなマイクラで学ぶプログラミング
マインクラフトを使ったプログラミングは、遊びながらプログラミングの基礎知識を身につけていきます。マインクラフトの世界では「レッドストーン回路」を使ってセキュリティを作ったり、トロッコを走らせるなど、オリジナルの装置を作ることが可能です。装置を作る上で不可欠なのは、使うアイテムの選択や配置の仕方。装置をうまく作動させるために順序立てて考えることは論理的思考力の向上につながります。
そして、オリジナルの装置を作る体験は自由な発想力や創造性を高める効果も。アイテムの配置が間違っていると装置はうまく作動しません。どう配置したら作動するのかトライアンドエラーを繰り返すことで問題解決力も育ちます。
その2 実際にロボットを動かして学ぶプログラミング
ものづくりが好きなお子様には、レゴで作ったロボットを実際に動かして学ぶプログラミングを検討してみてはいかがでしょうか。ロボット製作をメインにプログラミングを学ぶ教室では、レゴブーストやレゴwedo2.0をカリキュラムに組み込んでいるところも多いようです。
ロボット製作で創造性を高め、動かすためのプログラミングで論理的思考力を育てます。ロボットを自分の思い通りに動かすには、問題解決力も重要なカギとなってくることも。失敗から学び成長に導く経験は、社会に出てからも役立つ力となりますね。
その3 アプリやゲーム制作を通して学ぶプログラミング
ゲームが好きでオリジナルゲームを作ってみたい!と思っているお子様には、アプリやゲーム制作から学ぶプログラミングがピッタリです。プロが使うゲーム開発ツールを使って学べる教室もあり、専任スタッフやプロのクリエーターから直接指導を受けられるというメリットも。
自分の作ったゲームを世界に発信したり、Webページ制作に発展させるなど、子どもの可能性を最大限に引き出します。制作したゲームを販売して利益を得ることでクリエイターとしてのスキルがつき、即戦力として活躍できる人材育成につながりますね。

子どもの興味のある分野で遊びながら学ぶプログラミング教室なら、無理なくプログラミングのスキルを習得できるな。子どもの意見を取り入れながら長く通える教室を選んでくれ!
必見!おすすめの子ども向けプログラミング教室5選の内容比較一覧表
お子様のにあわせた5つの子ども向けプログラミング教室を選びました。特徴やコスパなど気になる点をまとめましたので参考にしてください。
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