雑学食べ物・飲み物

木苺とラズベリーの違いをズバリ!特徴や用途、フランボワーズやブラックベリーとの違いまでデザートのプロがわかりやすく解説!

木苺は「木になるイチゴ」の総称

木苺とは、その名の通り「木になるイチゴ」を意味します。木苺はバラ科キイチゴ属に属するものの総称で、その種類は非常に多く、何百種にも及ぶようです。その代表品種としては、ラズベリーやブラックベリーなどが挙げられます。

日本で見かける「野イチゴ」も木苺の一種

日本の野山でも、ラズベリーに似たような赤い実がなっているのを見かけますね。これらも木苺の一種であり、ひとまとめに「野イチゴ」と呼ばれています。

野イチゴとは、野山に自生してイチゴのような実をつける植物を総称したもの。大きさや色も様々で、トゲがあったり形も多岐に渡りますが、その多くはそのままでも食べられるのです!「クサイチゴ」や「モミジイチゴ」などは、生で食べても美味しいものの代表格として知られています。

ラズベリーを詳しく!

image by iStockphoto

では次に、ラズベリーとは一体どんな植物なのかを見ていきましょう。

ラズベリーは木苺の代表品種

ラズベリーとは木苺の一種で代表的な品種です。とはいえ一般的には「ラズベリー=木苺」と認識され、ほぼ同義として使用されています。ラズベリーの産地として有名なのは、ヨーロッパや北アメリカです。ヨーロッパの中でもロシアやセルビア、ポーランドなどが主な産地となっています。これは、ラズベリーが寒さに非常に強く、また高温多湿な土地は栽培に向かないためです。

日本でも、北海道や長野といった涼しい地域で生産されています。ただしその量はわずかなため、私達が手にしているものはほぼ輸入品です。

ラズベリーは主に洋菓子に使われる

ラズベリーの主な用途は洋菓子でしょう。生のラズベリーはよくケーキのデコレーションに使われていますね。ただし、生のラズベリーは高価であり、また非常に傷みやすいため、その多くは冷凍フルーツやピューレ、またはジャムなどに加工されて流通しています。ケーキ屋さんではピューレ状のラズベリーを使用し、ムースやタルト、チョコレートといったお菓子を製造するのです。

ラズベリーと言えばお菓子の定番ですからね!また、ジェラートを作る際の原料などとして使用されます。お菓子以外では、リキュールを製造する際の原料や、パンのフィリングなどにも使われているのです。毎日の生活を見渡してみると、ラズベリーが意外にも私達の生活に馴染んでいるのに気づきますね。

ブルーベリー・クランベリーはラズベリーの仲間じゃなかった

同じく「ベリー」と名の付くフルーツでも、実はブルーベリーやクランベリーはラズベリーの仲間ではないのです!ベリー類は大きく分けるとその種類によっていくつかのグループに分類されます。ラズベリーはバラ科の植物であり、その仲間はブラックベリーやストロベリーです。

一方、ブルーベリーはツツジ科の植物、クランベリーはコケモモ科に属する植物であり、ラズベリーとは違う植物だったことに気づきます。さらに言うと、カシスはグロゼイユ(赤スグリ)と同じユキノシタ科であり、いくら酸味と甘みという点でラズベリーと共通するものがあると言えど、植物としては別のものでした。名称が似ていても味が似ていても、グループが同じではない植物はたくさんあるのですね。

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