文化・歴史雑学

元日と元旦の違いはその時間帯?漢字の意味や具体例・お正月に関する豆知識まで日本語大好きライターが徹底わかりやすく解説!

【おまけ】お正月はいつまで?謹賀新年と恭賀新年の意味は?

12月もクリスマスを過ぎると早くもお正月の準備。そして1月の半ばになってもお正月気分が抜けないというのはよくあることです。では、そもそもお正月とはいつまでを指すのでしょうか。ここではオマケとしてお正月の期間と、この時期に必ず目にする謹賀新年・恭賀新年の意味を解説します。

お正月は三が日までと思う人が多い!

実はもともと、お正月とは1月いっぱいを指す言葉でした。しかし現在では1月3日までをお正月と感じる人が多いようです。業者や企業によって異なりますが、1月4日から業務を再開するところが多いことが、気持ちにも影響しているのでしょう。また、松の内の間はお正月という人もいます。松の内とは門松を飾っておく期間のことで、関東では1月7日まで。関西では15日までというのが基本のようです。

古希が近い筆者の父親は「子供の頃は1月半ばまでは正月のゆったりした雰囲気が続いていた」と言っていました。コンビニが24時間空いていて、年末年始も買い物が出来るお店があることが当たり前になっている現代。日本人はもう少し、働くという行為にゆとりを持っても良い気がします。

謹賀新年と恭賀新年は賀詞の一種!

謹賀新年恭賀新年は年賀状や初売りセールをしているお店などでよく見かける四字熟語ですね。漢字からもイメージが付きやすいと思いますが、これらは「謹んで新年のお祝いを申し上げます」と「恭(うやうや)しく新年のお祝いを申し上げます」という意味。へりくだった表現なので目上の人に対しても使用できます。この熟語のなかにお祝いが込められているので、さらに「明けましておめでとうございます」等は付け足しません。

このようにお祝いを述べる言葉を賀詞と言います。「寿」「迎春」なども賀詞ですが、少しフランクな表現となるので親しい間柄で使いましょう。

no-img2″>
 <figcaption class=桜木建二

「明けましておめでとう」という文章も賀詞にあたる。賀詞や敬語をうまく使える人には常識や知性を感じるものだ。とは言え、お祝いやお礼はまず伝えることが1番大切。正確さにこだわり過ぎて、尻込みしないようにしよう。

お正月の意味を考え直そう!

先日、とあるサイトで「そのうち無くなると思う日本文化は?」というアンケートを見かけました。さまざまな選択肢があるなかで、1位に選ばれていたのは年賀状。確かに、筆者も年賀状を出さなくなって10年以上が経ちます。昔は元旦に届く友達からの年賀状が楽しみだったのに、いつの間にかスマートフォンでメッセージを送るだけになっていました。思えば、年々伝統的な行事や食事も疎かにしがちなっていたようです。本来、お正月は1年の抱負を決めたり、日々お世話になっている人へ挨拶をしたり、今後のために身体にしっかりと休息を取らせる日。仕事や家庭の関係で年末年始をゆっくり過ごせない人も多いでしょう。しかし、自分なりのお正月休みを決めて、ゆっくり満喫することもとても大切なのかも知れませんね。

1 2 3 4
Share: