
1. 最近大事なプレゼンのために自分はあまりに緊張していたから、いったん肩を抜かれて担当じゃ無くなって、少しリラックスできたよ。
2. 長い人生、ずっと最前線で頑張ることはできないよ。積極的に肩を抜いて、メリハリをつける方法もあるからね。
3. ヒントとなる参考キーワードを出す担当者だったのだけど、業務責任者からクレームがあって、いったん肩を抜いたわ。
どの例文においても、何か責任のある物事から離れる際に「肩を抜く」を使用していることがわかりますね。自分から離れることもあれば、例文1のように「肩を抜かれる」という使い方も可能です。
1. 「手を引く」
今回最初にご紹介する類義語が「手を引く」(てをひく)です。口語でも良く使用される言葉ですが、念のため意味を確認しておきましょう。
1. 手を取って導く。
2. 続いていた関係を断ち切るなどして退く。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「手を引く」
「肩を抜く」の類義語としては2で、ほぼ同じ意味を有していることがわかります。ただし「肩を抜く」がどちらかと言うと「責任」や「担当」といったニュアンスであったのに対し、「手を引く」は「関係」を断ち切るといったニュアンスが強い言葉ですので、一応意識しておきましょう。
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