
今回はそんな経済に欠かせない思想の違いを、定義から確認しつつ、雑学好きライター熊家と一緒に解説していきます。

ライター/熊家
現在ライターとして、さまざまな分野で活動している。文学や歴史などのジャンルが得意で、これまで多くの記事を執筆してきた。この経験を生かし文学や歴史、雑学などの知識を分かりやすく解説していく。
ざっくり共産主義と社会主義の違いは?

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共産主義と社会主義の違いは、資本の取り締まり方の違いです。どちらの思想も、貧富の差を無くし平等に生きることを目指しています。ただし、取り締まり方が少し違うようです。はじめにざっくりと、共産主義と社会主義の違いをご紹介します。
共産主義:資本や財産を皆で共有
共産主義は資本や財産を皆で共有します。貧富の差が生まれないよう、人々が協力して社会をつくる思想です。この思想を「マルクス思想」と呼びます。社会主義の後に共産主義が生まれました。資本家による資本独占を防げます。
社会主義:国が資本を管理
社会主義は国が資本を管理します。個人での資本の管理は認められていません。資本主義の次に社会主義が生まれ、その後に共産主義が生まれました。中国は社会主義国家になりますが、さまざまな思想が含まれています。
特徴1:共産主義と社会主義の意味の違いは?

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共産主義と社会主義の意味の違いは、資本の管理の取り締まり方です。共産主義は国民全員で分配、社会主義は国家が管理します。社会主義の方が共産主義より、取締が厳しいのが特徴です。この章では、共産主義と社会主義の意味の違いを、わかりやすくご紹介します。
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