ほうとうは山梨県の郷土料理!
ほうとうは山梨県を中心とした地域の郷土料理。その名前の由来は諸説あり、その1つの説として挙げられているのが「宝刀(ほうとう)」で、戦国時代に武田信玄が自らの刀である伝家の宝刀で麺を細く切ったことにあるそう。またもう一つの説としては、うどん粉を練って切ったもの表す「餺飥(はくたく)」が謝って「ほうとう」と読まれるようになったことが挙げられています。
うどんの歴史はそばより古く、江戸時代には庶民の味として定着していた!
一方でうどんの歴史はそばを含め麺類の中でも古く、江戸時代には庶民の味として定着していたそう。そんなうどんの語源は「餛飩(こんとん)」からの言葉の派生で、餛飩とは小麦粉でつくる麺類の一つを指し、現在のワンタンにあたる食べ物になります。
きしめんやすいとんとの違いは?
ほうとうとうどんに加え混同しやすい言葉としてあげられるのが「きしめん」と「すいとん」。以下よりその違いについて解説していきます。
きしめんはうどんの仲間!違いは麺の形状にあり!
まずきしめんについてですが、きしめんはうどんの仲間にあたる食べ物で、その違いは麺の形状にあります。ざっくり言うと、うどんは一般的にイメージする麺の形状であるのに対し、きしめんは厚みがない幅広の麺をしているのが特徴です。日本農林規格(JAS)では、きしめんは「幅4.5ミリ以上、厚さ2.0ミリ未満」の帯状に成形したものと定められています。
\次のページで「すいとんはほうとうの仲間!違いは形状にあり!」を解説!/