暮らし雑学

3分で分かるダウンとフェザーの違い!羽を採取する部位が違う?特徴や機能、コートや布団での比較など元アパレル販売員がわかりやすく解説

よぉ、桜木だ。この記事ではダウンとフェザーの違いについてみていくぞ。どちらも鳥の羽で、防寒着や布団などに使用する詰め物のイメージがあるよな。この2つは同じ鳥の羽として混同しがちだが、違いはずばり採取する部位にあるようだ。その他にも特徴や機能、使用されている製品での比較など調べるといろいろとあるみたいだ。
今回はダウンコートなどの詰め物に使われるダウンとフェザーの違いを、鳥の種類から確認しつつ、元アパレル販売員ささき葵と一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ささき葵

子ども3人を育てる専業主婦で、元アパレル販売員のファッション好きライター。アパレル経験を活かし、素材について詳しく解説。

ダウンとフェザーは鳥の羽でも部位が違う!

image by iStockphoto

ダウンと聞くとダウンコートなど冬のアウターのイメージがありますよね。ダウンコートと言っても中身が100%ダウンではなく、素材表示を見るとフェザーも何%かは含まれています。

ではこのダウンとフェザーの違いはご存知ですか?2つは同じ鳥の羽ですが、採取する部位によって種類が違うのです。

ダウンは水鳥の胸部の羽毛

ダウンとは、水鳥の胸部の羽毛のこと軸はなく、タンポポの綿毛のようにフワフワっとした形状です。

水鳥は水が接している部分にこの羽毛が生えており、寒さから身体を守る役目があります。この羽毛は、1羽の水鳥から10gから20g程しか採取できない貴重なものとされているため、ダウンが使用される製品は高級品とされるのです。

フェザーは鳥の羽毛以外の羽根

フェザーとは、鳥の翼部分にあたる羽根のこと羽根には軸があり、その両側に羽枝が生えていて、いわゆる鳥の羽をイメージするとこのフェザーの部分が思い浮かぶでしょう。

さらにフェザーも採取する部位で、大きなサイズのラージフェザーと、6.5cm以下の湾曲したスモールフェザーに分類されます

ダウンとフェザーは主に水鳥

鳥は水辺に生息する「水鳥」と、陸地に生息する「陸鳥」に分類されます。フェザーは水鳥と陸鳥の両方から取れますが、ダウンは水鳥からしか取れません

一般的にアウターなどの衣類や羽毛布団などに使われているダウンとフェザーは、弾力やボリューム感のある水鳥のものが多く使用されています。

水鳥の種類はダックやガチョウ

ダウンとフェザーが取れる水鳥は、主にダック(アヒル)かガチョウ(グース)です。

ダックはグースよりも体が小さいため羽毛の塊も小さくなり、グースは寿命も長く大きく育つものは羽毛の塊も大きくなります。グースの方が、フィルパワーと言われる空気の包含力の値が高く、保温性に優れており良質なダウンとされているのです。

\次のページで「ダウンとフェザーの特徴と機能」を解説!/

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