
インコに言葉を教えるコツは?

image by Study-Z編集部
インコがおしゃべりをするのは仲間とコミュニケーションを取るためであると先ほど説明しましたね。つまり、インコが「飼い主とコミュニケーションを取りたい!」と思っていることが重要になります。そのためにもまずはインコにたくさん愛情を注いで、インコとの信頼関係を築くことを大切にしてみてください。
実際に言葉を教えるコツですが、インコも人間と同じで長い言葉より短い言葉の方が覚えやすいです。例えば「おはよう」などの短いあいさつやインコにつけている名前などを繰り返し教えるのがおすすめですよ。他にもインコの声は周波数が高いため、高めの声で話しかけてあげるとマネをしやすかったり、上手にマネができたらいっぱい褒めてあげるとよくおしゃべりするようになります。インコが人間の口元をじっと見つめている時は言葉を聞こうとしている合図なので、小さなしぐさにも注目しながら言葉を教えてあげてくださいね。
インコは鳴き声で様々な感情を伝えている
インコが人の言葉を話すのはとても可愛らしいですが、人の言葉をしゃべらないインコでも鳴き声で様々な感情を伝えています。例えば寂しい時やかまってほしい時にはピーピーと大きな声で飼い主を呼んだり、怒っている時や警戒している時にはギャギャッと威嚇する声を出したりするんですよ。他にもしぐさや行動で気持ちを伝えることもあり、飼い主にもっと話しかけてほしい時には口元をつついたり、飼い主の髪を毛づくろいして愛情表現したりすることもあります。
飼っているインコがなかなか言葉を覚えてくれず悲しいと思うこともあるかもしれませんが、人と同じ言葉を話さないからといってコミュニケーションが取れないわけでは決してありません。言葉を教えるのも楽しいですが、ぜひ様々な鳴き声やしぐさを頼りにインコと気持ちを通じ合わせてみてくださいね。
イラスト引用元:いらすとや