
メスよりオスの方がよくしゃべる!?

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インコのオスはメスに対して鳴き声でアピールをして求愛をします。メスは自分の声に似たオスに惹かれるため、オスは一生懸命メスの鳴き声をマネするのです。その結果、オスの方がメスよりおしゃべりであると言われているんですよ。
ただしメスでもおしゃべりな上手なインコもいますし、オスでもあまりしゃべらないインコもいますがこれは性格など個体差が理由と言われています。実際によく人の言葉をしゃべるのでオスだと思っていたら産卵してメスだと分かった例もありました。
おしゃべりな得意なインコの種類は?
インコならどんな種類でもおしゃべりができると思う人も多いと思いますが、種類によっておしゃべりが得意だったり苦手だったりと様々です。ここではしゃべるのが得意なインコを3種類ご紹介します。
1.セキセイインコ

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セキセイインコはオーストラリアが原産で体長20cm前後と小型のインコです。人に懐きやすいことや可愛らしいカラフルな色合いでペットとしても人気が高い種類で、小型のインコの中で最もおしゃべりが得意だと言われています。個体差はありますが生後2〜3ヶ月頃から人の言葉を覚えてしゃべるようになり、短い言葉だけでなく住所や物語などの長文まで覚えられる子もいるんですよ。色や柄によって種類が分かれていてスパングルやオパーリンなどの種類が有名です。
2.ヨウム

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全長30〜40cmほどある大型のインコで頭がとても良く、人間の5歳児ほどの知能があると言われています。そのため人間の言葉を覚えるのも早く、言葉や日常の生活音をマネるだけでなく言葉の意味を理解して人と会話できるヨウムもいるようです。また、余談ですが様々な種類のインコの中でもとても長生きすることが知られていて、寿命は約50年と言われています。
3.ボウシインコ
ボウシインコはあまり知られていませんが、日本で古くから飼われている全長40cmほどの大型のインコです。南米が原産で緑色の体に赤や黄色が入っていてとてもカラフルなインコなんですよ。非常に賢い上に人が好きなため、ヨウムにも負けないくらいおしゃべりが得意で、おしゃべり以外にも音をマネすることもできます。
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