3分でわかる！Cookieとキャッシュの違いやそれぞれの仕組みについてガジェット大好きライターがわかりやすく解説！

ライター／ぽりにか

ガジェットが大好きなwebライター。学生の頃から自作PCを組み、オンラインゲームをプレイすることが好きだった。

Cookieとキャッシュは履歴を残す仕組み！

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Cookie（クッキー）とキャッシュは、どちらもWebブラウザに保存される履歴の一つです。ブラウザがこれらの情報を記憶することで、ECサイトでのショッピングや、Web閲覧が素早く快適に利用できます。

Cookieはユーザーの情報履歴

Cookie（クッキー）とは、Webサイトへのログイン情報やECサイトでの行動、アクセスユーザーのユニーク情報などを識別するために利用される仕組みです。SNSや会員制のウェブページを利用する際、一度IDとパスワードでログインすれば、しばらくはログイン情報を再入力することなくアクセスできる場合、Cookieが活用されています。

キャッシュはWebページの履歴

キャッシュとは、一度訪れたWebページそのものを、ブラウザに保存する仕組みです。キャッシュを利用することで、二度目以降にアクセスするWebサイトを高速に表示できます。

Cookieの詳細

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まずはCookieの詳細や利用用途についてみていきます。

2種類あるQookie

実は、Qookieには2種類あり、「ファーストパーティクッキー（1st party cookie）」と「サードパーティクッキー（3rd party cookie）」と呼ばれるものがあります。この2種類は違いは、シンプルにクッキーの発行元が異なるという点です。

ファーストパーティクッキー

ファーストパーティクッキーとは、その名の通り、訪れたサイトの運営元（ドメイン）が発行しているクッキーです。ユーザーサイドとしては、そのサイト内で登録したIDやパスワード情報等を保存できます。運営元は、ユーザーが前回どのような行動をとったかを確認したり、管理することに利用しているようです。

サードパーティークッキー

サードパーティクッキーは、当事者（訪問しているサイト）以外の外部の第三者が発行するクッキーです。ユーザーサイドとしては、他のサイトを訪れた際にでも、自分の趣味趣向に沿った商品が表示されます。発行元は、ユーザーの閲覧傾向によって広告を打てることが利点です。

Cookieの利用用途

Cookieの利用用途の代表例は、ECサイトなどでの購入履歴やカートのデータの保存やログイン時のIDやパスワードの保存、ユーザーのアクセス履歴にマッチした広告の表示などです。前半の二つにはファーストパーティークッキーが、最後のレコメンドやマッチング広告にはサードパーティークッキーが活用されています。

規制されつつあるサードパーティークッキー

近年では、プライバシーの観点から、サードパーティクッキーを無効化する機能が主要なブラウザに実装されています。Webサイトの閲覧や利用には個々人のプライバシーに関わるものも多く、それらを取得しプロモーションに活用するサードパーティークッキーの在り方に見直しが掛かっているのが現状です。

キャッシュの詳細

続いて、キャッシュの詳細について解説します。

キャッシュの利用用途

キャッシュは、Webページを閲覧するユーザーにとって便利な仕組みです。初めて訪れるWebサイトにアクセスすると、サーバーからWebページをダウンロードして、ブラウザに表示します。一度ダウンロードしたWebページの情報を、ブラウザがキャッシュとしてWebサイトを保存しておくことで、同じサイトに再度アクセスした際に、情報をサーバーからダウンロードする手間を省き、高速に表示できるのです。

キャッシュのデメリット・注意点

便利なキャッシュですが、デメリットや注意点もあります。それは、一時的に保存されているページのデータが最新のものとは限らないという点です。Webページには更新がかかるものも多くありますが、ブラウザのキャッシュに更新前の古いデータが残っていると、古いデータが読み込まれ、最新のデータが表示されていない場合があります。特にウェブの更新などを行う人にとっては、定期的なキャッシュのクリアが必要です。

Cookieとキャッシュの削除方法

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Cookieとキャッシュについてみてきたところで、それぞれの削除方法について解説します。

Cookieやキャッシュは削除した方がいいのか？

Cookieやキャッシュは便利な機能なので、ついついブラウザに蓄積させてしまいがちですが、情報があまりに多くなるとWebページの読み込みが遅くなる場合があります。Cookieは個人情報を含むものも多いので、アクセスしなくなったWebページについては定期的に削除することがお勧めです。キャッシュについても、古いページ情報が残っていると不具合を起こす場合があるので、削除方法を知っておくに越したことはありません。

Cookieの削除方法

CookieはWebブラウザに保存されますので、削除する場合には利用しているブラウザの設定機能を使って削除します。

Safariの場合

1) Safariを起動して、画面左上の「Safari」をクリックする

2) プルダウンメニューから、「環境設定」をクリックする

3) 環境設定画面が表示されたら、「プライバシー」をクリックする

4) 「CookieとWebサイトのデータ」欄にある「Webサイトデータ管理…」をクリックする

5) 削除したいWebサイトを選択して「削除」をクリックする（「すべてを削除」で保存されているCookieをすべて削除できます）

Google Chromeの場合

1) Google Chromeを起動して、画面右上の「・」が縦に3つ並んでいるボタンをクリックする

2) 「その他のツール」をクリックする

3) 「閲覧履歴を消去」をクリックする

4) 上部の「期間」で削除する期間を選択する

5) 「Cookieと他のサイトデータ」のチェックボックにチェックを入れる

6) 「データを消去」をクリックする

キャッシュの削除方法

キャッシュの削除もCookieと同様に、ブラウザ設定で行います。

Safariの場合

1) Safariを起動して、画面左上の「Safari」をクリックする

2) プルダウンメニューから、「環境設定」をクリックする

3) 環境設定画面が表示されたら、「詳細」をクリックする

4) 「メニューバーに”開発“メニューを表示」にチェックを入れる

5) 画面右上に表示された「開発」をクリックする

6) プルダウンメニューから「キャッシュを空にする」をクリックする

Google Chromeの場合

1) Google Chromeを起動して、画面右上の「・」が縦に3つ並んでいるボタンをクリックする

2) 「その他のツール」をクリックする

3) 「閲覧履歴を消去」をクリックする

4) 上部の「期間」で削除する期間を選択する

5) 「キャッシュされた画像とファイル」のチェックボックにチェックを入れる

6) 「データを消去」をクリックする

Cookieとキャッシュを駆使して快適なブラウジングを！

Cookieとキャッシュの違いを中心に、それぞれの特徴や削除方法について解説しました。どちらも便利な機能ですので、あまり意識せずに活用されている方も多いかと思いますが、便利故に気を付けなければいけないポイントもいくつかあります。本記事を読んで、それぞれを正しく理解したうえで、Webブラウジングを楽しみましょう！