扇風機とサーキュレーターの電気代の比較は?
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ここまでで、それぞれに適した効果的な使い方がわかりましたが、電気代に差があるのかどうかも重要なポイントですよね。扇風機とサーキュレーターの電気代の比較も見ていきましょう。
どちらも大きな差はない
扇風機もサーキュレーターも、最大の風量での消費電力はおよそ40w程で、1時間あたりでも1円程度と同じ電気代なんです。これは1日10時間の使用でも1ヶ月300円程度なので、それほど電気代はかからないということ。
さらに本体価格は上がりますがDCモーター搭載のものを選べば、省エネで消費電力も通常の半分程度に抑えられます。そよ風のような優しい風など、風量も細かく調整できる上に動作音も静かなため、赤ちゃんのいるご家庭には特におすすめです。
扇風機とサーキュレーターは代用可能?
扇風機の風向きを固定して空気を多少循環させることはできますが、サーキュレーターに比べて遠くまで風が届かない点や、扇風機は上に風を向けることができないので、上に停滞した暖かい空気を循環させることは難しいでしょう。
逆にサーキュレーターを扇風機のように体にあてて使用すると、ピンポイントの部分に強い風があたるため快適さに欠けるでしょう。首振り機能を使っても、上下にも広範囲で広がる扇風機のようにはいかず、左右に狭い範囲でしか風を送れません。
どうしても一台で併用したい場合は、サーキュレーター機能のついた扇風機などを検討してみるといいですね。
使用目的にあったタイプを選んで快適に過ごそう!
扇風機とサーキュレーターは、人が風を浴びて涼をとる目的と、部屋の空気を循環させて室温を快適に保つ目的と違いが分かれましたね。同じ風を送る家電でも、使い方を知ればそれぞれの機能を効果的に活用できるのです。我が家はみんなが集まるリビングには扇風機、寝室はエアコンと併用で空気を循環させるサーキュレーターと使い分けています。みなさんも使用目的に合わせて使い分け、快適な生活をおくりましょう。