今回はそんな料理に欠かせないアイテムの違いを、加熱の仕組みなどから確認しつつ、料理好きライター田嶋と一緒に解説していきます。
ライター/田嶋あこ
食いしん坊な料理好きライター。料理の手間がはぶける便利な調理グッズに目がなく、新作のチェックは欠かさない。日々の料理経験を活かして違いをわかりやすく解説していく。
ざっくりしたオーブンとグリルの違いはどこ?
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食材に熱を加える調理器具であるオーブンとグリル。用途はわかるけど、正直違いがわからないという方も多いのではないでしょうか?まずはざっくりした違いからご紹介していきます!
オーブンとグリルは「加熱方法」が違う
オーブンとグリルは「加熱方法」が違います。オーブンは火やヒーターで庫内の空気を熱して、その空気の熱を食材に伝えるという仕組みです。
グリルは空気の熱を食材に伝えるだけでなく、火やヒーターで直接加熱もする仕組みになっています。オーブンに比べて加熱時間が短くて済むのも特徴です。
ちなみにグリルは、上から加熱する「片面タイプ」と、上下から加熱する「両面タイプ」があります。
オーブンとグリルの特徴をチェック!
オーブンやグリルで加熱したとき、食材がどうなるのか気になりますよね?調理器具の特徴と共に、それぞれで食材を加熱した場合の仕上がりについてもチェックしていきましょう。
オーブン:中までしっかりと熱が通る
オーブンは、熱された庫内の空気で食材を加熱していく調理器具です。周りからじんわりと焼いていくので、まんべんなく中までしっかりと食材に熱を通すことができます。
また、作りたい料理に合わせて細かく温度を調節することも可能です。ただ、食材によっては完成するまでにかなり時間がかかることも。下ごしらえをしている間に、オーブンを予熱しておくと時短になるのでおすすめです!
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