国語言葉の意味

【ことわざ】「死人に口無し」の意味や使い方は?文学部卒現役ライターがわかりやすく解説!

この記事では「死人に口無し」について解説する。

端的に言えば「死人に口無し」の意味は「死んだ者が何も抗弁できないのをいいことに罪を着せる、また、死者からは証言を得ることができない」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

高校で国語教師をしていた経歴を持つ、現役ライターのhiyoriを呼んです。一緒に「死人に口無し」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/hiyori

大学で近現代日本文学を専攻し、その知識を生かして国語教師として教壇に立っていた経歴を持つ。現在はライターとして様々な情報を発信している。難しい言葉もわかりやすい説明で解説していく。

「死人に口無し」の意味や語源・使い方まとめ

image by PIXTA / 74103114

みなさんは「死人に口無し」という言葉をご存知ですか?ミステリー物のドラマや小説で犯人が口走る言葉ですが、意外と詳しい意味を知らないなんて人も多いはず。今回は、そんな「死人に口無し」について詳しく解説していきたいと思います。

それでは早速「死人に口無し」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「死人に口無し」の意味は?

「死人に口無し」には、次のような意味があります。

死んだ人は何も言えない。死者が抗弁できないのを良いことに、罪を着せたりするときや、死者からは証言を得ることができないことに言う。

出典:大辞林 第3版(三省堂)

「死人に口無し」は「しにんにくちなし」と読むことわざです。亡くなってしまった人は話をすることができないため、たとえ無実であっても罪を押し付けられてまえば、それが誤りであると弁解して釈明できないということを意味します。生きている人間が自身の罪をわざと死者になすりつけて、責任や失敗などから逃れるシーンで用いられることが多いです。

また、亡くなってしまうと証言を得ることができないことから、証人として死者を立てることは不可能であるという意味もあります。よく、「あいつを始末して口封じをしろ」という表現を漫画やテレビなどで見ることがありますが、たとえ、事件解決に有用な何らかの証拠を握っていたとしても、亡くなってしまえばそれを証拠として聞き出すことは不可能になってしまうのです。

「死人に口無し」の使い方・例文

「死人に口無し」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

\次のページで「「死人に口無し」の類義語は?違いは?」を解説!/

次のページを読む
1 2 3 4
Share: