雑学食べ物・飲み物

カカオとココアは実は一緒!?ホットチョコレートの違いは?カカオやココアの歴史や摂取する効能も合わせて雑学大好き現役大学生がわかりやすく解説

よぉ、桜木建二だ。今回は「カカオ ココア」の違いについて解説していくぞ。お菓子のお供や、間食として飲む方も多いココアですがみんなはカカオとの違いを知っているか?結論、両者は広義では同じものでありココアはカカオを原料としているんだ。この記事ではそんなカカオとココアの違いをはじめ、ホットチョコレートとの違いや歴史、摂取する効能についてを雑学大好き現役大学生ライターmmQnと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/mmQn

雑学大好きの現役大学生mmQn。普段から料理をするのが大好きで、食に関する雑学は得意分野。料理経験も活かしわかりやすく解説する。

まずカカオとココアの定義を辞書で確認しよう!

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カカオとココアの違いについてですが、まずはその定義をそれぞれ辞書で確認していきましょう。

1.カカオ:アオギリ科の常緑樹で、ココアの原料

カカオは以下の様に定義されるアオギリ科の常緑樹。主にココアやチョコレートの原料として栽培されています。

アオギリ科の常緑小高木。葉は楕円形。白色の5弁花が、幹や太い枝に直接ついて咲く。実は大きく、長楕円形で、赤・黄色などに熟し、中に多数の種がある。種子を発酵させたものをカカオ豆とよび、チョコレートなどの原料にする。南アメリカ熱帯地方の原産。ココアのき。

(出典:デジタル大辞泉(小学館)「カカオ【(スペイン)cacao】」)

2.ココア:カカオ豆から抽出された粉末

一方でココアは以下の様に定義されるもので、カカオ豆に含まれるカカオマスの中の油脂分を減らした固形物、またはその粉末のことを言います。

カカオ豆から脂肪を一部取り除き、粉末にしたもの。また、これにミルク・砂糖などを加えて煮溶かした飲み物。

(出典:デジタル大辞泉(小学館)「ココア【cocoa】」)

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