この記事では平等と公平の違いについてみていきます。2つともどちらも偏りがないことを表す言葉です。違いはずばりニュアンスにあるようですが、使い方の違いもあるようです。今回はそんな平等と公平の微妙な違いについてや公正との違いについても、例文を交えながら雑学好きなライター食いしん坊主婦と一緒に解説していきます。

ライター/食いしん坊主婦

食べることと調べることが大好き。気になった物事はついつい調べてしまうが忘れっぽいのが難点。

平等と公平の違いはニュアンスにあり!?

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平等と公平、一見同じような意味に思えますよね。何が違うかと聞かれて、すぐに答えられる方は少ないのではないでしょうか。平等と公平、実はニュアンスが違います。平等は細かい点の忖度などなく全員同じにするというニュアンス、公平は判断や物事が偏らないようにするというニュアンスがあるんです。

平等と公平の意味の違い

平等と公平、ご家庭などでケーキやおやつなどを分ける際に、「平等に分ける」なんて使ったりもしますよね。また、「お兄ちゃんばかりゲームして不公平だ!」なんて表現されることもあるのではないでしょうか。なんとなくニュアンスの違いは分かっていただけたかと思いますが、もう少し深く掘り下げるため平等と公平の意味を調べてみました。Wikipediaを引用させていただくと、

平等(びょうどう、equality)とは、偏りや差別が無く、みな等しいこと[1]

 

公平(こうへい、impartiality)は、公に平らなこと、すなわち一定の集団において、偏らないということである。

人間には、「先に手を出したもの勝ち」とか、偏り、えこひいき、仲間外れなどがつきものである。公平とは、義務履行の結果として、平らに報じるとの概念である。

集団において「公平」を目指し、公平に物事を進めるためには、その集団における個の軽重に拠らない。従って、個人の利益を優先したり、個人の主観で判断することは避けなければならず、このため公平無私という概念も存在する。ちなみに、「この上なく公平であること」を意味する「至公至平」という言葉が存在するが、めったに使われない。その一方、集団や個人において、公平の否定形である不公平の概念も使用される。 東洋においての平等は、差別・不正・独占などを排し、履行しない者に対しても優遇せず、義務に準拠しない者に対しても偏りなく分け合う概念を表す場合が多い。

 

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

このように出てきます。平等が仏教用語であることは私も初めて知りましたが、平等と公平は似ている様で少し意味合いが違っていますね。平等の方が、差別なく同等に扱うという意味合いが強いようです。

\次のページで「平等と公平、使い方の違い」を解説!/

平等と公平、使い方の違い

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どちらも似たような意味合いを持つ言葉なので少しややこしいかもしれません。「平等に分ける」「不公平」などは日常でも使われやすいですが、「平等な社会」「公平を期す」「公平さに欠ける」などは日常会話ではあまり出てこないですよね。日常ではあまり出番のない言葉ではありますが、いざという時の為に違いを知って使い分けられるようにしておきたいですよね。

平等は全員に同じように同じものを分ける場合などに使う

ニュアンスや意味の違いでも触れましたが、平等は忖度などなく全員に同じように同じものを分ける場合に使います。例えばジュースを小さな子供、大人、お年寄りで分けるとしましょう。それぞれで飲める量は違うはずですよね。ですがこのようにそういったことを考えずに同じ量を同等に3人で分ける場合に、平等という言葉を使うんです。具体的な使い方としては「義務教育は教育を受ける機会を平等に与えるためにある」、「相手によって態度を変える店員に不平等だと言いたい」など。

公平は全員が納得できる状態にする場合などに使う

一方で公平は判断や物事が偏らない、つまり全員が納得できる状態にする場合などに使います。先ほどのジュースの例でみてみると、量的には3人一緒でも一人一人で見てみると子供やお年寄りには多すぎて大人には足らないといったことも出てきますよね。年齢や体格もしくは生活環境によっても飲食の量が変わるので、その状況に合わせてジュースを分けた場合などは公平という言葉を使います。こちらも具体的な表現の例をあげると、「金銭面や条件などで不公平が生じないよう調整するのは公平性を保つためだ。」、「飲み会でほとんど飲んでいないのに、たくさん飲み食いした人たちと割り勘なのは不公平だ。」など。

公正は何が違う

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判断や言動に偏りがなく正当であることを意味する公正。平等は偏りがなく等しいこと、公平は判断や行動が偏らないことでしたよね。公正も平等・公平と同じく平等に扱うという意味合いはありますが、不正がない、はっきりしていることに重点を置いています。例えば金銭を渡すとして、一人に渡す金額が同じであることは平等ですが、全員が生活を維持できる状態の額でなければ公平とは言えません。公正という言葉も、平等や公平のように平等に扱うことを意味しますが、不正がなく、はっきりとしていることを重視する言葉です。「公正な判断」という表現を「公平な判断」と置き換えることはできますが、不正の有無は無視されますので少しニュアンスが変わってきます。これらが、平等、公平、公正の違いと言えるでしょう。

平等、公平の違いを知って使い分けよう

平等・公平、そして公正の違いについてみてきました。どれも似たような意味ではあるものの、少しずつニュアンスが違いましたね。特に平等という言葉は、差別問題にも関わってくる言葉なので、「人や国の不平等を無くす」といった表現でもよく使われるでしょう。そして民法の4つの原則のひとつに権利能力平等の原則があり、これは国籍・階級・職業・年齢・性別等にかかわらず、すべての人が平等に権利能力を有するというもの。 こちらも合わせて知っておくとよいかと思います。

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平等と公平の違いはニュアンスにあり?意味・使い方の違い、公正との違いを雑学好きのライターが徹底的に調べてみた

この記事では平等と公平の違いについてみていきます。2つともどちらも偏りがないことを表す言葉です。違いはずばりニュアンスにあるようですが、使い方の違いもあるようです。今回はそんな平等と公平の微妙な違いについてや公正との違いについても、例文を交えながら雑学好きなライター食いしん坊主婦と一緒に解説していきます。

ライター/食いしん坊主婦

食べることと調べることが大好き。気になった物事はついつい調べてしまうが忘れっぽいのが難点。

平等と公平の違いはニュアンスにあり!?

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平等と公平、一見同じような意味に思えますよね。何が違うかと聞かれて、すぐに答えられる方は少ないのではないでしょうか。平等と公平、実はニュアンスが違います。平等は細かい点の忖度などなく全員同じにするというニュアンス、公平は判断や物事が偏らないようにするというニュアンスがあるんです。

平等と公平の意味の違い

平等と公平、ご家庭などでケーキやおやつなどを分ける際に、「平等に分ける」なんて使ったりもしますよね。また、「お兄ちゃんばかりゲームして不公平だ!」なんて表現されることもあるのではないでしょうか。なんとなくニュアンスの違いは分かっていただけたかと思いますが、もう少し深く掘り下げるため平等と公平の意味を調べてみました。Wikipediaを引用させていただくと、

平等(びょうどう、equality)とは、偏りや差別が無く、みな等しいこと[1]

 

公平(こうへい、impartiality)は、公に平らなこと、すなわち一定の集団において、偏らないということである。

人間には、「先に手を出したもの勝ち」とか、偏り、えこひいき、仲間外れなどがつきものである。公平とは、義務履行の結果として、平らに報じるとの概念である。

集団において「公平」を目指し、公平に物事を進めるためには、その集団における個の軽重に拠らない。従って、個人の利益を優先したり、個人の主観で判断することは避けなければならず、このため公平無私という概念も存在する。ちなみに、「この上なく公平であること」を意味する「至公至平」という言葉が存在するが、めったに使われない。その一方、集団や個人において、公平の否定形である不公平の概念も使用される。 東洋においての平等は、差別・不正・独占などを排し、履行しない者に対しても優遇せず、義務に準拠しない者に対しても偏りなく分け合う概念を表す場合が多い。

 

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

このように出てきます。平等が仏教用語であることは私も初めて知りましたが、平等と公平は似ている様で少し意味合いが違っていますね。平等の方が、差別なく同等に扱うという意味合いが強いようです。

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