
今回はそんなマナティーとジュゴンの違いを、分類から確認しつつ、生き物好きライター田嶋と一緒に解説していきます。
- マナティーとジュゴンってどんな動物?
- マナティー:哺乳類カイギュウ目マナティー科の動物
- ジュゴン:哺乳類カイギュウ目ジュゴン科の動物
- マナティーとジュゴンの詳しい違いをチェック!
- マナティーとジュゴンの「生息地」の違い
- マナティーとジュゴンの「見た目」の違い
- マナティーとジュゴンの「性格」の違い
- マナティーとジュゴンの「エサ」の違い
- マナティーとジュゴンはどちらが人魚のモデルになったの?
- 人魚のモデルは「ジュゴン」という説が一般的
- マナティーとジュゴンに似ているスナメリって?
- スナメリ:哺乳類クジラ目ネズミイルカ科の動物
- マナティーとジュゴンに会える国内の水族館
- マナティー:静岡県・三重県・香川県・沖縄県の4ヶ所
- ジュゴン:三重県の1ヶ所だけ
- どちらも絶滅の恐れがある希少な生き物
この記事の目次

ライター/田嶋あこ
生き物が好きなWebライター。生き物をモチーフにしたイラストなどを描いている。特に水族館の生き物が好きで各地の水族館へ赴いたり、動画のチェックも欠かさない。詳しく解説していく。
マナティーとジュゴンってどんな動物?

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マナティーとジュゴンはどちらもゾウの祖先の1つとされている「メリテリウム」が進化した動物だと言われています。ルーツは同じですが、進化の過程で別の動物になったのです。さっそく違いをみていきましょう。
マナティー:哺乳類カイギュウ目マナティー科の動物
マナティーはカイギュウ目(海牛目)マナティー科に分類される動物。普段はゆったり泳いでいますが、時速20km以上の速さで泳ぐことも可能です。水温が低い場所や寒い気候は大の苦手。寒さが原因で弱ってしまうこともあるほど、気候や水温に敏感な動物です。
基本的には1頭〜2頭(つがい)で生活しますが、5頭前後の小さな群れで過ごすことも。
マナティー科には、「アマゾンマナティー」「アメリカマナティー」「アフリカマナティー」の3種が所属しています。
ジュゴン:哺乳類カイギュウ目ジュゴン科の動物
ジュゴンもマナティーと同じカイギュウ目の仲間ですが、ジュゴン科に分類されます。肺活量が多く、6分間ほど潜水することも可能です。ジュゴンも暖かい場所を好みます。
基本的には1頭〜2頭(つがい)で生活しますが、たまに100頭を超える巨大な群れで過ごすことも。息継ぎの際、立ち泳ぎで水面に顔を出したりするのも特徴です。
マナティーとジュゴンの詳しい違いをチェック!

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マナティーとジュゴンは、見た目だけでなく生息地やエサなどにも違いがあります。それぞれ詳しくチェックしてみましょう。
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