今回はそんな進路に欠かせない学習分野の違いを、定義から確認しつつ、雑学好きライターの熊家と一緒に解説していきます。
ライター/熊家
現在ライターとして、さまざまな分野で活動している。文学や歴史などのジャンルが得意で、これまで多くの記事を執筆してきた。この経験を生かし文学や歴史、雑学などの知識を分かりやすく解説していく。
ざっくり理系と文系の違いは?
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高校生になると、進路や就職に悩みますよね。まず高校に入学してから決めなければいけないことは、理系と文系のどちらに進むかということです。その選択をするためには、それぞれの違いを知っておく必要があります。この章では、理系と文系についてざっくり解説するので、自分がどちらに向いているのか考えてみましょう。
理系の対象は「物」
理系の対象は「物」になります。数学・科学・医学など理系の学問は、数字や薬品などの物質が研究の中心です。人の感情や行動は、理系の学問に使用されません。中には医学について、「対象は人間なのでは?」と思う方がいるでしょう。医学は血液中の化学物質の含有量の変化を手がかりに、診断・治療するので理系の分野になります。
文系の対象は「人」
文学の対象は「人」で、心情の変化や人との関わり・行動などを扱います。学問は文学・歴史学・心理学などです。大学を卒業後どのような仕事かというと、経済・文化・芸術などになります。自分や他人の心の移り変わりを、観察・研究していくことが主な活動内容です。
特徴1:理系と文系の考え方の違いは?
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ざっくり理系と文系の違いがわかりましたが、もう少し詳しく両者の考え方の違いを知りたいですよね。理系か文系かを選ぶ際、どのような考え方をするのか、必要な思考方法は何かなど知っておきたいはずです。この章を読むと自分の考え方が、理系か文系かわかるでしょう。
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