この記事ではカーペットとラグの違いについてみていきます。どちらもインテリアの一部として重要な床の敷物というイメージがあるよな。この2つは同じ敷物ですが、違いはずばりサイズにあるようです。その他にも同じ敷物の絨毯やマットとの違いや、使い方や選ぶ際のポイントなど調べるといろいろとあるみたいです。
今回はインテリアにうまく取り入れたいカーペットとラグの違いを、専業主婦歴10年のインテリア好きライターささき葵と一緒に解説していきます。

ライター/ささき葵

部屋のインテリアはすべて自身で選んでいる、インテリア好きライター。子ども3人を育てる専業主婦でもあり、主婦目線でも詳しく解説。

カーペットとラグはサイズに違いがある!

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お部屋のインテリアを考える時に思いつくアイテムとして、カーペットやラグがありますよね。どちらも床に敷くものですが、具体的にはどのように区別されているのでしょうか?イメージした敷物を探すためにも知っておきたいカーペットとラグの違いとは、サイズにあります。

カーペットは床全体に敷く

カーペットとは、床に敷く繊維製の敷物全般を指します。部屋の床一面に敷きこむスタイルが一般的です。ホテルやオフィスの床に敷き詰められているのをよく目にしますよね。

床全体を覆うサイズが必要なため、3畳より大きなタイプが多いことが特徴

ラグは床の一部に敷く

ラグとは、床に敷く繊維製の敷物の中でも1畳から3畳程度のサイズのものを指します。部屋の一部に敷くスタイルが多いです。ソファーの足元やリビングのフローリングの上など、インテリアのアクセントとしても使われていますね。

床の一部に敷くサイズなので正方形や長方形、丸型など形もさまざま

絨毯やマットとはどこが違う?

絨毯とは英語のカーペットを日本語にしたもので、2つは同じものを指します。そうはいっても絨毯と聞くと、ペルシャ絨毯や中国段通などの高級織物のイメージが強いですよね。そのことから日本では、カーペットはお手頃な価格のもので絨毯はそれよりも高級というイメージがあるようですが、本来は同じ意味なんです。

マットとは、例えばキッチンマットや玄関マット、バスマットなどと呼ばれているように、ラグよりもさらにサイズが小さく、専用スペースにピンポイントに敷くものになります。

サイズで比較すると、大きい順にカーペット(絨毯)>ラグ>マットとなりますが、はっきりとした定義があるわけではないようです。メーカーや販売店により異なることもありますが、探す時には目安にするといいですね。

\次のページで「カーペットとラグのメリット・デメリット」を解説!/

カーペットとラグのメリット・デメリット

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サイズの違いがあったカーペットとラグですが、どちらもサイズ以外のメリットとデメリットがあります。選ぶ際の参考になるよう、比較してみましょう!

カーペットのメリット・デメリット

カーペットのメリットとデメリットはこちら。

メリット
・部屋のインテリアに統一感が出る
・ホコリを巻き上げず、防音効果もある
・足元のひんやり感がなく快適

デメリット
・サイズが大きくコストがかかる
・汚れや劣化でも簡単に交換できない
・気軽に雰囲気を変更できない

カーペットのメリットは床全体に敷くため、部屋の空間に統一感や高級感が生まれます。また、フローリングなどに比べて布製品は防音効果もあり、ホコリも巻き上げませんので小さいお子さんやアレルギーなどがある人は最適でしょう。踏み心地も優しく、ひんやり感がない事も快適に過ごせるポイントです。

デメリットとしては、床全体を覆うサイズが必要なためコストがかかってしまい、一度敷いてしまうとなかなか交換することも大変になってきます。子供がいる主婦からすると、食べこぼしの心配が尽きないかもしれません。インテリアの雰囲気を変えたい場合も、カーペットは簡単には変更できないため、カラーや素材選びは重要ですね。

ラグのメリット・デメリット

ラグのメリットとデメリットはこちら。

メリット
・インテリアに合わせて気軽に楽しめる
・取り替えも簡単で掃除がしやすい
・低コストでシーズンごとに変更しやすい

デメリット
・3畳以上の広い床には不向き
・統一感と高級感はカーペットより劣る
・滑り止めがないとズレる

\次のページで「カーペットとラグの使い方や選び方は?」を解説!/

ラグのメリットはインテリアに合わせて気軽に楽しめる事が大きいです。毛足の長さやラグの形も種類が豊富で、部屋の広さや形に合わせてベストなラグを選ぶことができます。低コストで季節に合わせた素材の物に変更することも簡単で、お掃除もしやすく丸洗いも可能なラグもあり、清潔に保つことができますね。

デメリットとしては、広い空間を全てカバーできないので、一体感や高級感は少し劣るというところ。また、床にジャストサイズで敷かれるカーペットと比べ、部屋の真ん中や一部に敷くラグは周りに隙間ができ、人が動くとズレることもあります。ラグの下に重ねる滑り止めで回避できますが、滑り止めがないとズレるたびにストレスに感じるかもしれません。

カーペットとラグの使い方や選び方は?

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メリットとデメリットを知った上で、カーペットとラグの適した使い方や、具体的にどのように選べばいいのかも気になりますよね。選ぶ際のポイントをみていきましょう。

敷く場所をイメージする

まずは、どこにどんな目的で敷くのかをイメージします。

「みんなが集まるリビングに敷いて、ゆっくり座ったりごろ寝して過ごしたい」「ダイニングテーブルの椅子で、床に傷がつかないようにしたい」など、この場所に敷物があるとどんな風に良いのかを考えてみましょう。

そうすることで、目的に合った敷物が見えてきます。

ライフスタイルを考える

ライフスタイルに合わせて選ぶことが大切

1人暮らしだと自分の好みだけで選んでもいいですね。小さいお子さんが居る家庭では、ホコリの出にくい毛足の短いものや抗菌、防ダニや防音機能のあるものなど、家族みんなが快適に使える機能があると便利です。

また、丸洗いできるかも重要なポイント!家庭の洗濯機では洗えないという人も、コインランドリーで大型の洗濯機がありますので、常に清潔に保ちたいという方は洗えるかどうかも選ぶ際には確認するといいですね。

カラーやサイズ、デザインを選ぶ

カラーやデザインを選ぶことが1番楽しく、重要視されている方は多いですよね。

まずは部屋のテーマに合わせてカラーや柄を選びますが、周りの家具などとのバランスも大事です。部屋のソファーやインテリア小物などの色味と近いカラーの敷物を選んで、統一感を出すのもいいですし、アクセントになるカラーを一点差し色として取り入れてもおしゃれですね。

\次のページで「ライフスタイルに合わせてインテリアに取り入れよう!」を解説!/

ライフスタイルに合わせてインテリアに取り入れよう!

カーペットもラグも同じ敷物ですが、サイズや使い方に違いがありましたね。部屋一面に敷かれたカーペットも高級感と落ち着きがあり憧れますが、まだ子供が小さいうちは掃除のしやすいラグで季節感に合ったものを楽しむ方が自分には向いているなと感じました。このように、みなさんもライフスタイルに合わせてカーペットやラグをコーディネートし、快適に暮らしを楽しみましょう。

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暮らし雑学

3分で分かるカーペットとラグの違い!サイズがポイント?絨毯やマットとの違い、使い方や選び方などインテリア好き主婦ライターがわかりやすく解説

この記事ではカーペットとラグの違いについてみていきます。どちらもインテリアの一部として重要な床の敷物というイメージがあるよな。この2つは同じ敷物ですが、違いはずばりサイズにあるようです。その他にも同じ敷物の絨毯やマットとの違いや、使い方や選ぶ際のポイントなど調べるといろいろとあるみたいです。
今回はインテリアにうまく取り入れたいカーペットとラグの違いを、専業主婦歴10年のインテリア好きライターささき葵と一緒に解説していきます。

ライター/ささき葵

部屋のインテリアはすべて自身で選んでいる、インテリア好きライター。子ども3人を育てる専業主婦でもあり、主婦目線でも詳しく解説。

カーペットとラグはサイズに違いがある!

image by iStockphoto

お部屋のインテリアを考える時に思いつくアイテムとして、カーペットやラグがありますよね。どちらも床に敷くものですが、具体的にはどのように区別されているのでしょうか?イメージした敷物を探すためにも知っておきたいカーペットとラグの違いとは、サイズにあります。

カーペットは床全体に敷く

カーペットとは、床に敷く繊維製の敷物全般を指します。部屋の床一面に敷きこむスタイルが一般的です。ホテルやオフィスの床に敷き詰められているのをよく目にしますよね。

床全体を覆うサイズが必要なため、3畳より大きなタイプが多いことが特徴

ラグは床の一部に敷く

ラグとは、床に敷く繊維製の敷物の中でも1畳から3畳程度のサイズのものを指します。部屋の一部に敷くスタイルが多いです。ソファーの足元やリビングのフローリングの上など、インテリアのアクセントとしても使われていますね。

床の一部に敷くサイズなので正方形や長方形、丸型など形もさまざま

絨毯やマットとはどこが違う?

絨毯とは英語のカーペットを日本語にしたもので、2つは同じものを指します。そうはいっても絨毯と聞くと、ペルシャ絨毯や中国段通などの高級織物のイメージが強いですよね。そのことから日本では、カーペットはお手頃な価格のもので絨毯はそれよりも高級というイメージがあるようですが、本来は同じ意味なんです。

マットとは、例えばキッチンマットや玄関マット、バスマットなどと呼ばれているように、ラグよりもさらにサイズが小さく、専用スペースにピンポイントに敷くものになります。

サイズで比較すると、大きい順にカーペット(絨毯)>ラグ>マットとなりますが、はっきりとした定義があるわけではないようです。メーカーや販売店により異なることもありますが、探す時には目安にするといいですね。

\次のページで「カーペットとラグのメリット・デメリット」を解説!/

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