言葉雑学

喜怒哀楽の喜びと楽しみの違いって?言葉の由来とそれぞれの意味、使い方の例や類義語を雑学大好きライターがわかりやすく解説!

よぉ、桜木建二だ。この記事では喜怒哀楽の「喜」と「楽」の違いについてみていくぞ。どちらもポジティブな気分や様子をイメ―ジするよな。違いはずばり「自分で得たものか、誰かに与えられるものか」のようだ。今回はそんな「喜」と「楽」それぞれの違い、喜怒哀楽の例文や類語・英語での表現を雑学大好きライターSadaieと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/Sadaie

プログラマー、ヘルプデスク経験者。パソコン関係以外では文学、歴史が好き。それらの知識をわかりやすいかたちで配信したいと考えている。

「喜怒哀楽」の言葉の由来

image by iStockphoto

喜怒哀楽とは文字通り人間の喜び、怒り、哀しみ、楽しみのこと。またはその他の感情も含め、感情のすべてを指す意味合いで用いられる言葉です。

その由来は儒教の経典である「礼記(らいき)」の中の「中庸」。「喜怒哀楽の感情が動き出す前の偏り無く、中正な状態のことを中という」という記述によります。

「喜」は自分でつかみ取るもの

「喜」とはうれしく思うこと・満足を指し、例えばテストでの高得点のように努力の結果得た感情を指します。

「楽」は他者から与えられるもの

「楽」とは楽しい気持ち・愉快な気持ちのこと。例えばテレビを見るなどした結果得られた感情を指します。

「哀」と「悲」の違いは?

かなしいという漢字は通常「悲」を用いますよね。この漢字の上部の「非」の部分は開いた羽のように見えることから何かが割れることを意味し、下部の「心」と合わせて心が割られるような切ない気持ちを指します。

対して、「哀」は「衣」で「口」をはさむ格好をしており、泣けてくるような感情を表しているのです。「哀」の方が耐え忍んで内に秘めるといったニュアンス。「寂しさ」と通ずるものもあり、詩的な表現として好まれます。

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「喜」と「楽」の違いが分かったな。テストでいい点を取っても楽しいとは言わないし、バラエティー番組を見ても嬉しくは思わないだろう。また「かなしい」の漢字として「哀」は公用文には用いられない。どちらを使うかを迷った場合は「悲」を使うようにするんだ。

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