NASとHDDの違いは複数の端末で利用できるかどうか!外付けHDDとは?メリットや接続方法を元プログラマーがわかりやすく解説!
- NASとHDDはPCにおける長期的な記憶装置のこと!
- 半導体を利用した現在の主流!SSD
- SSDより安価で大容量だが破損しやすいHDD
- その他の記憶装置 USBメモリもその仲間!
- NASとHDDはどちらも記憶装置を補う装置
- 個人で利用する外付けHDD
- 複数人で利用するNAS
- NASと外付けHDDのメリットとデメリット
- NASのメリットとデメリット
- 外付けHDDのメリットとデメリット
- NASのRAID機能とは?
- データをミラーリングするRAID1
- データを3分割するRAID5
- NASと外付けHDDはスマホからでも利用できるのか?
- NASと外付けHDDのだいたいの予算は?
- 外付けHDDやNASは非常に有用なバックアップ手段だが、完全ではない
この記事の目次
ライター/Sadaie
プログラマー、ヘルプデスク経験者。パソコン関係以外では文学、歴史が好き。それらの知識をわかりやすいかたちで配信したいと考えている。
NASとHDDはPCにおける長期的な記憶装置のこと!
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PCの記憶装置(メモリ)には長期的な記憶装置と短期的な記憶装置があり、NASとHDDはどちらも長期的な記憶装に分類されます。少し特殊なNASは一旦置いておき、一般的な長期記憶装置を見ていきましょう。
半導体を利用した現在の主流!SSD
PCに搭載されている長期的な記憶装置として現在の主流はSSD(ソリッドステートドライブ Solid State Drive)。半導体メモリを使って造られており、後述するHDDに比べて衝撃に強く、消費電力も少ないという特徴があります。分解して交換しない限り、基本的に取り外しは不可能。
SSDより安価で大容量だが破損しやすいHDD
対して、HDD(ハードディスクドライブ Hard Disc Drive)は円盤型の磁気ディスクを高速回転させてデータを記憶する装置。SSDよりも大容量で安価という利点がありますが、破損しやすい。こちらも分解して交換しない限り、基本的に取り外しは不可能。SSD登場まではこちらが主流でした。
その他の記憶装置 USBメモリもその仲間!
その他の記憶装置を挙げるなら、皆さんご存知のUSBメモリがあります。USBも長期的な記憶装置の一種ですが、SSDやHDDと違う点は取り外しが可能である点。
他にも、CD、DVD、SDカードなども取り外し可能な長期記憶装置の一種です。
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