
thisとはどう違う?

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thatと比較すると近い方が「this」、遠い方が「that」なので区別はつきやすいのではないでしょうか。すぐ手に届く範囲がthis、指を指して「あれ」というくらいの距離感がthatです。それから目の前で起きた出来事を話すときや個人の感情なども反映します。例えば、
・This is so sad for me.
→目の前にある残念な事態について表現
・That(It) is so sad for me.
→実際には目にしていない、間接的な内容について表現
好きであること・親身であるイメージには「this」
・I like this skirt.(このスカートを気に入りました)
・This is very delicious.(これはすごく美味しいです)
嫌いなこと・あまり知らなかったイメージには「that」
・That guy looks like a con man.(あの男は詐欺師みたいです)
・That’s a great idea! (それは素晴らしいアイデアです!)
(出典:Aloha英会話 https://www.alohaenglish.jp/)
このような感じで物理的な距離だけでなく、心理的な距離が近いときにもthisという表現になるんですね。
itとthatの違いを知って使い分けよう
似たような意味で使い分けがややこしく感じるかもしれません。itもthatも、海外映画やドラマでも使われるので、会話をチェックして使い方のコツを学ぶのも良いと思います。itもthatも、そしてthisも、スムーズに使い分けられるようになりたいですよね。少しでも使い分けのヒントになることができれば幸いです。