特徴3:仏壇の違いは?
お経や阿弥陀如来に違いがあるとわかりましたが、仏壇にも違いはあるのでしょうか。もしかすると「仏壇や仏具はある程度自由にデザインができるのでは?」と思う方がいるかもしれません。実は宗派によって、デザインが決まっていることが多いのです。東本願寺と西本願寺にも違いがあるので、解説していきますね。
東本願寺の仏壇は柱が黒塗り
東本願寺の仏壇は、柱が黒塗りになります。仏具である花立て・香炉・ロウソク立ての基調は金色です。また、ロウソク立ては亀の上に鶴が乗ったデザインになります。土台が黒色で装飾が金色となると、豪華な印象になりますね。
西本願寺の仏壇は柱が金箔
西本願寺の仏壇は柱が金箔です。仏具の花立て・香炉・ロウソク立ては黒色になります。また、ロウソク立ては、銅に漆塗りの宣徳製のデザインです。金色を土台に装飾が黒色だと、東本願寺の色合いと真逆になりますね。
浄土真宗が東本願寺と西本願寺に分かれた背景
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東本願寺と西本願寺に別れた原因は、親子の対立だとわかりました。しかし、なぜ対立が起きたのか気になりますよね。この章では、浄土真宗が分裂する原因となった、親子の対立について詳しくご紹介します。時代の流れについてもわかるので、日本史の勉強に活かせるかもしれません。
織田信長による石山戦争が発端
東本願寺と西本願寺が分裂したきっかけは、織田信長による石山戦争です。織田信長は支配を広げるため、石山本願寺を10年以上攻めていました。しかし、なかなか石山本願寺を降参させられず、手こずっていたといいます。結果、織田信長は和睦を求めますが、本願寺内で議論が別れ、顕如・准如と教如の2派に分かれました。このことが原因で、親子の対立がはじまります。
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